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「『デジタルネイチャー』は僕から見てもかなり誤解された本で」と宇野常寛氏。私の「デジタルネイチャー」の理解は・・。

先週、今週と落合陽一氏が「Joi Ito's Podcast」のゲストということもあって、私の頭の中は「デジタルネイチャー」モードになっているので、そのモードの間に? 私の「デジタルネイチャー」という言葉に対する「理解の変遷?」というほどのものでもないけど、やっぱり多くの人がこの言葉からだけでイメージしていまうことは、人によって全く違ってくるという「当然のこと」と、宇野氏がまさにそのことを書かれているnoteをみつけたので紹介します。

やっぱりこれを書いた時点では、「デジタルネイチャー」の理解が間違ってますね私(笑)。

読んでくださった皆さん、申し訳ありません。
一応「言い訳のようなこと」を、このnoteにも書いてます。

私は、今イメージしたことを書き留めたくてこのnoteを書くことがある。


私の今の解釈。

「デジタルネイチャー」の世界は、人が技術の進化によって、視覚、聴覚、記憶力、データ処理能力など、あらゆる人間の能力を拡張するため、

この世界の見え方、捉え方、全てにおいて変化するはず。

私の2023/12/20のnoteより

そう、これを改めて読んで思い出しました。
私は、やはり「技術の進化による人間の拡張」をイメージしている。

ただ、「今イメージしたことを書き止めたくて」と書いたのは、そのイメージが、なんか違う気もしていたというか、まだまだ自分が解ってないということは、解っていた?(笑)。

ただ、この誤解をしている人はやっぱり多いようなのです。


先日、宇野常寛氏のこのnoteがリポストされているのを見つけて読んでみました。

『デジタルネイチャー』は僕から見てもかなり誤解された本で、書かれた内容よりも落合陽一というプレイヤーに対する「世間(僕の一番嫌いな言葉だ)」上でのポジションに対する感情を理由に、不当な評価をされたことも多かったように思う。中には、落合陽一がまるでハラリの『ホモ・デウス』のように人間が情報技術の発展で進化するかのように主張していて、これは危険な超人思想だと批判するようなものまで書かれたものまである。

落合陽一による「テクノ民藝」という概念についての思考メモと「環世界」の問題
noteより

「人間が情報技術の発展で進化するかのように主張していて」という一文。
この誤解、あるだろうなぁと思います。

私が初めて「デジタルネイチャー」を読んだのは2年ほど前。
実は、私が落合さんを知ったのは、コロナ禍になってから。
落合さんの番組を始めて視聴したとき

「この人、何しゃべってるんだろう! でもなんだかとても興味深い!!!」

そう思ったことを強烈に記憶しています。

しばらくして、「落合さんのことを知りたかったら、著作を読めばいいんだ」という、ごく当然なことに気が付き、調べて読み始めたのが「魔法の世紀」「デジタルネイチャー」などです。

これもはっきり言って何が書かれていたのかは、全く覚えていません。
その後、落合さんの番組を視聴はしていましたが、「デジタルネイチャー」がどういう世界のことを表現しているのかは、解らないままでいました。


でも最近落合さんが既に「マタギドライヴ」について書かれていることを知ったのです。

このマガジンの中の「序章」から始まって「終章」までの8編。
かなりの分量です。

この「マタギドライヴ」を読むことで、ようやく「デジタルネイチャー」とはどういうことを言っているのかが見えてきたのです。

最近は、落合さんのnoteを読みながらOchyAIに質問したり、また落合さんも、「デジタルネイチャー」に関する解りやすい解説を出してきてくれていて、そのイメージが私の中でかなり具体的になってきました。

落合さんとAIとの対話から生成された「デジタルネイチャー」についての興味深い「やりとり」は、このnote。

無茶苦茶長いので、一番最後だけでも。

とにかく、「デジタルネイチャー」や「マタギドライヴ」について、何か簡単に感想を書くということは無理なのです。

「デジタルネイチャー」も「マタギドライヴ」も何か簡単な方法論を書いている訳でもないし、文頭で宇野常寛氏が書いていたように「デジタルネイチャー」が人間が情報技術の発展で進化するかのように主張しているお話でもない。

これについては、具体的に落合さんたちが技術を使って「この社会のためにどういうものを開発しているか」を知れば解ることです。

ただ、技術の進化を放置したり、一部の人たちの手に委ねられることで起きるかもしれない不安は、とても大きいものがあります。

「マタギドライヴ」については、一度読んだだけなので詳しいことなどさっぱり忘れているのですが、でもこの中では「デジタルネイチャー」(「新しい神羅万象」という表現が、今の私にはしっくりきてます)の世界を彼は「希望」を持って語っていると思います。

希望を持って、行動すること。
今はただそれだけ。



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