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自信と自己肯定感 いい男は、女性の凄さを知っている。そして、そのことに正直である!

「自信」とか「自己肯定感」という言葉を聞くとき、日本の子供たちが世界の国々と比べて、「自己肯定感」が低いなどという話を耳にするとき、とても辛い気持ちになります。
どうしてそんなことになるのだろうと。

なので敢えて私も書きます。
「なんだコイツ」と思われるかもしれないけど。
(番組でスプツニ子!さんも自分のこと、こう言ってたけど 笑 )

私、この「自己肯定感」ということを聞くとき、自分で自分を笑ってしまうくらい「自己肯定感」が強い?高い?のです。
もうまったく自分を否定することがない。
辛いことはあります。
でもそれは自己否定には繋がらない。

そして、スプツニ子!さんも、Joiさんも、やはり親から認めてもらう、自分がやりたいことを受け止めてもらえるということが、子供にとって本当に大切なことと。
私自身、まったく同感です。

私の場合、自分の人生のどういうことが今の自己肯定感に繋がっているのかを少し書いてみます。

番組ではスプツニ子!さんが、社会では、女性はまだまだ「女性のくせに」という視線を感じ、リーダーシップを自信をもって発揮することが難しいと言います。私もそういうことは感じます。でもそういうのは「なんだかなぁ」と思うんです。

私はどちらかというと、出来ることは出来ると言うし、その場でリーダーシップを取る人がいない場合、自分に出来ることだったら、リーダー役を引き受けていたタイプです。

ではどういう環境、経験から「自己肯定感」が育ったのか。

一番は両親が、私たちをちゃんと見守ってくれていて、子供に余計な心配などさせず、自由な「子供としての時間」を確保してくれたことでしょうか。

そして父の私たちに対しての口癖は「よそはよそ」。自分が何かを両親にねだりたいとき、「誰かが持っているから」とか「誰かがそうしているから」という理由を言うと、本当に怒られていました。他人を理由にするなということ。我が家には我が家の決まり、やり方があると。

勉強しなさいなどと言われたことはなく、でもテストのような課題が与えられると、「解きたくなる」「テストでいい点とりたい」という性格だったので、テストはゲームをやってる感じだったのか?
あと、先生に叱られるようなことをするのが「絶対無理」という性格だった、子供のころ。

こんな感じなので、中学時代はクラスでいつもトップ争いするくらいには、成績が良かったことが自信になったという感じ。

そして私が思う、「私の自己肯定感」を生む、一番大きな私が決定したこと。
それは人生で初めて自分で自分の人生の選択をする「高校進学」を、私の成績なら皆が地域の普通科進学校を受験するなか、商業高校を選んだこと。

この選択が、その後に続くすべての選択、出来事に対して、自分の行動を肯定できるものになったと今思えること。

そう「思えていること」がとても大切。

そういう選択を迷わずさせてもらえたのも、両親が何も言わず思い通りさせてくれたこと。その後の私の様々な選択を、そのまま尊重してくれて、見守ってくれたこと。

やはり両親の理解、態度、振る舞い、それらが私の「自己肯定感」の源のようです。

そしてここまで書いていて思った大切なこと。
それはやっぱり「子供らしい自由な時間」の大切さ。
小学校時代は、弟や、近所の友達と遊びまわってたし、中、高は、部活動もやらなかったので、放課後は一人の自由時間。
(高校時代は部活の代わりに生徒会役員をずっとやってた 笑)
今になって、この自由な時間がものすごく大切だったのではないかと。

そして、まさかこんな人生になるとは思わなかった「痛み」からの退職。
そして長い「外出不自由」な日常。
でも、時間だけはたっぷりあった。
かなり苦しくて、本当にどうなるのかと思う体験。
でもそれらの大変なことさえ「自己肯定感」に繋がっている。

今回のPodcastを聴いていると、とにかく女性は、「女性である」ということだけの理由で、今の自分に「自信」を持っていいのではないかと、スプツニ子!さんやJoiさんのお話を聞いて思ったし、私の体験からもそう思うのです。
だって世の男性は、女性よりもそのスキルにおいて劣っているのに、「自信がある」と言っているという調査結果があるのですから(笑)。


最後に、笑っちゃう「いい話」をひとつ。

私も以前から「女性の方が男性より、体力以外は優れている?」と思い始めていて、ある日主人に聞いたのです。

「男性って、本当は内心、自分たち男性より女性が優れていると思ってるんじゃないの?」と。

そしたら、笑いながら、
「そうやろなぁ」と!!!


これです、これっ!!!
いい男は、女性の凄さを知っている。
そして、そのことに正直である!

実は私の父も、私が結婚してからのことですが、私の頭をクシャクシャと、撫でて「母ちゃんは凄い!」と言ったのです。
いつもはそんなこと全く言わない父です。
母に対して、そういうことを言ったことがあるようには見えませんでしたが、でもそう私に言った。

本当に強くて優しい男性は、「女性の凄さ」、「母性というものの偉大さ」を知っていて、大切に出来て、お互いを敬うことができる人。
そう思いませんか。