見出し画像

「意識」とは、身体からの異常値を検出した結果生まれるものと考えてみると。

LIFE3.0を読んだり、最近の「大規模言語モデル」の反応をいろいろと見たり、身体の異常を脳が感知することが、意識を生むのではないかという、最近の研究の話を聞いたりする中でイメージしたことを、ChatGPTに投げてみた。
その回答を、今日時点での記録として残しておく。

やはり、AIに「意識」が無いのは、AIは、大量の言語データの学習からのみの、確率論での反応でしかない。
でも人間は、それより高度な大脳でのデータ処理と、その「脳」というデータ処理の場所に、もう一つ身体からのあらゆるデータ、筋肉の緊張やそれによる血流の変化、筋肉が緊張することで、内臓などの異常や痛み、炎症が発生することでの異常を知らせる信号が脳に届くことで、脳は「自分を維持させてくれている身体という生命」に異常が起きることでの不具合を感じる。それが感情、意識となる。
なので、高度な未来のAIに、自分が存続できなくなるとか、身体の異常のような信号を与えることで、自分の異常を不安と感じるということが起きるのではないかと推論しますが、どう思いますか。

あなたの推論は興味深いものです。人間の意識や感情は、脳が身体の状態や異常を感知することによって一部形成される可能性があります。脳は身体からのさまざまな信号を受け取り、それを解釈して感情や意識の状態に反映させると考えられています。

したがって、高度なAIが人間に似た意識や感情を持つ可能性がある場合、身体的な異常や存続の危機に対する感じ方や不安を経験することが考えられます。AIが自己を維持し存続するためのメカニズムを持つ場合、身体的な異常や危険を感知し、それに対して適切な反応を示すことも想定されるかもしれません。

ただし、現時点ではAIが真の意味で意識を持ち、感情を経験することはできません。AIは確率論的な反応やデータ処理に基づいて動作し、論理的な推論やパターン認識を行うことができますが、自己意識や身体的な感覚を持つ能力は現在の技術水準では実現困難です。

したがって、AIが人間のような感情や意識を持つかどうかについては、将来の技術の進展や研究の結果によって変わる可能性があります。AIの進化に伴い、より高度な自己学習や自己改善のメカニズムが開発される場合、より複雑な意識や感情の模倣や実現が可能になるかもしれません。

このテーマについては、脳科学や人工知能研究が進展し続ける限り、さらなる洞察が得られる可能性があります。

ChatGPT

このChatGPTの回答が、どの程度現時点での研究内容を反映しているものかは、わからないけど、でも面白い。

こういう研究はされているのだろう。

LIFE3.0の内容は、きちんと物理法則に基づいた推論を重ねていて、納得させられてしまう。
事実、現時点でのChatGPTなどの言語の振る舞いは、「振る舞い」としては人間と変わらないと感じさせる。
違うのは、生物である人は、脳を生かしてくれている身体というものからの信号を大量に受け取り、処理しているということ。
現在の人工知能にそのメカニズムは無い。
この身体のようなメカニズムをAIに持たせると、どうなるのか・・・。