コメント欄
YouTubeのコメント欄をついつい見てしまう。なんなら、動画そっちのけで見てしまい気がついたら動画が終わっているなんてこともよくある。
普段よく見るのは、私が応援する名門東京ジャイアンツについての動画。試合の動画はもちろん、注目の若手選手の動画などは練習動画もくまなくチェックしている。と、同時にコメントを見ている。探しているのは、「〇〇は来年絶対20本は打つ。」とか「✕✕は10勝は固いな。」といった内容である。このコメントが少しでもあるだけで、その選手が来シーズン活躍することに強い確信を抱くのである。あたしゃバカだね。松井秀喜が言ったのならまだしも、どこの誰かわからない素人のコメントである。そんな素人の予言がポンポン当たったらプロのスカウトの仕事がなくなってしまう。
いかん、いかん。完全に確証バイアスが働いてしまっている。これだけならまだしも、怖いことにお笑いの動画を見ていても、自分が面白いと思ったポイントがズレていないか不安になってしまい、コメント欄を開いてしまう。己の心はどこへ行った。社会の顔を伺うような性格だったのか俺は。しかし情けないかな、自分の心を信じられず、誰かに頷いて欲しいのである。「これ、面白い?面白い?っはっはっはっはー。」て感じ。
今日もジャイアンツのキャンプの動画で、新人選手の活躍の予感をコメントによって強化し、「細かすぎて伝わらないモノマネ」の”エハラマサヒロのでてきかた”のコメント欄を見て笑う。