初詣にはチョコバナナを　文箱ゆづき

先日、友人と初詣に行った。

お賽銭を投げ、おみくじを引いた後、ぶらぶら歩いた。

屋台が出ており、お昼食べてお腹いっぱいにも関わらず、チョコバナナが食べたくなった。
チョコバナナくらいなら、いけるやろと買って食べた。
寒空の下、夏と違って冬に食べるそれは、チョコが固まっていた。

久しぶりだからか、新鮮で、おいしかった。

屋台で見かける棒つきのチョコバナナは子供の頃、最初に憧れたおやつかもしれない。
ただ、バナナにチョコをかけただけなのに、なんとも魅惑的に見えたのが不思議だ。
チョコにまかれているカラースプレーにも心躍る。
棒にささっているチョコバナナを口に入れる。
見た目も相まって、本来の味以上においしく感じられたのだと思う。

いつもと違う食べ方をするだけで、おいしいのだから、人類の発明や工夫はすごい。