克服するキッカケ
先日親友から、"あーちゃんは、将来子供にキャロットケーキとかほうれん草のケーキとか手作りお菓子作ってそうだよね〜"と言われた。その時はアハハ!何それ〜!(笑)と笑っていたが…
結論から言おう。親友よ、結婚する前に作ってしまった。
冷凍庫の中にあるカットした生の人参の調理法をここ数日模索していた。経験がある人もいると思うが、人参やじゃがいもなどの根野菜は一度冷凍して解凍すると組織が壊れ、元のような食感には戻らない。もちろん大根のような例外もあるが。だから、煮物や炒め物以外の調理を考えていた。
そこで昨日思い浮かんだのが、炊飯器でキャロットケーキを作ることだった。幸い、ホットケーキミックスさえ購入すれば、他の材料は揃っていた。レシピと異なったのは、生の人参でないこととミキサーがないことだった。久しぶりにホットケーキミックスを購入し、炊飯器の大きさを考慮してレシピの半量で作った。
ミキサーがないため、オレンジ色の生地にはならなかったが、一瞬マーマレードが入ったケーキにも見えないだろうか。味はそのままでも美味しかったが、はちみつを少量垂らすと風味が増した。
さて、前置きが長くなってしまったが本題に入ろう(笑)今回のタイトルは『克服するきっかけ』だ。
私は子供の頃から人参は好きであったが、嫌いな野菜も人並みにいくつかあった。でも、今は食べ物の好き嫌いはほとんどなくなった。どちらかというと最近は食わず嫌いの方が多いような気がする(笑)
では、どうやって苦手な野菜を克服したか。私は3つの要因があったと思う。
1. 親が克服させようとした
2. 自分から克服したいと思った
3. 克服するキッカケがあった
1番は多くの人が経験していると思う。2番は少なからず克服したいという自分の意思がないと1があっても達成できないと私は考える。
そして、3番。私の経験では2種類あった。1つは昔飼っていたペットの影響。2つ目はその食材を食べられる調理法と出会ったことだった。生や茹でただけでは食べられなくても、グラタンに入っていると食べられたり、肉と一緒だと食べられたり、チーズと一緒だと食べられたり…。この調理法なら食べられる!からあの料理が食べたい!に変わり、最終的にその食材が別の調理法で提供されても食べられるようになったのだ。
その食材が嫌いだから食べないじゃなくて、どんな調理法なら食べられるのか。どんな食材と一緒なら食べられるのか。という視点で考えたら意外と簡単に克服出来るのかもしれない。好き嫌いが減ったら食事はもっと楽しくなる。私はそう思う。
そして、誰かの好き嫌いを克服するキッカケになりたいと思う今日この頃である。
Thank you for reading.