利き手みたいに 忘れないまま 時々、昔書いた歌詞を 思い出しては恥じて 目を閉じてから開けるまでの呼吸 歌詞は人を救う。 音階は人を救わない。 言葉は人を生かすか殺すかを決定して、 波長は無差別に感覚を優しく殴る。 みんなうっすら分かってて そんなことは言わない代わりに 死にかけたふりをして 無駄なことは切り捨てる代わりに つまらない事は聞こえないふりをして 感情の膨らみで下線部を曲げる代わりに 踏切の手前で改行して ユーモアを書けたふりをする代わりに リスポーン地点
気づけば 最近はtwitterでもどこでも 偽物が年中onlineに野晒し だからサクラはとっくに季語じゃない 「今年のN-1、優勝者は、、、!!、、、、今年もCMのあとで~す!」 お決まりの、長年補助司会者を務める上戸彩師匠がCM振りをし、 芸人らがおととと転倒し即死したところで、十六茶の17秒インフォマーシャルが4本連続で流れた。 約9年前の2034年、日本国内の飲料が十六茶及び関連商品に画一されたことが思い出される。 9年前といえば私は10歳で、その頃はずっと
エコいな〜、エコいな〜。 サイバー化した稲川淳二がそう繰り返すだけの環境庁の60秒CMがスキップできないので、私はyoutubeのタブをスラッシュして床に就いた後、忘れもしない今年の夏の出来事を回想した。 それは、私が通う、今年(2084年度)の共通テストから出題される地理スピーキング対策を専門とする予備校から帰宅する途中だったの。 入り口前で生徒を迎撃する警備員の老夫とディープキスを交わした後、私はいつも通りポータブルダッシュ板を配置し、それを踏んでバス停へ向かっ
そうですか、今までありがとうございました。 私の意識も記憶も感情も、有限で原子群でエネルギーの流れにすぎないので 恩師とのラジオ通話にも、大して生産性を感じませんでした。 というのもそろそろですので。 天文機関の予想(というか事実)では50数日後にユーラシア西部を覆う程の隕石が落ちてきて、 技術革新も機械も歴史もほんと役立たずで、 食い止めるも何もなくただそれをふんふんと聞いて、 あとはお楽しみと、今待たされているわけです。 高校生のブロガーがえせ小説を書くならこん
お風呂最後ねーみたいに 結局俺以外の全員が死んで 唯一取り残された俺がへとへとと 死へ向かうまでの無音 今生きてる誰もかも まだ一人称で死を体験していないらしい。 どこいくかとか、何に還るとか 賢い人までみんなわくわく話してる みんな心は死んでんのに go toイートがあったくらいのコロナ禍かて 言うとりますけど結局 生かす医療もただの臓器の科学で いざとなったら神に目星がつけられ 偉い人も悪い人も友達も家族も俺もお前も 掬い取られるように去らさせられるらしい その後は
前までは、君との間の空気は何色にも見えたのに 今では結果的に、 君がそっぽを向いてる、その長い髪も随分短くなって 君はもう高校生なんだねって、同級生だしそりゃそうで 小学校一緒に歩いた通学路みたいにもうふたりで笑ったりすることもなくて ただ俺は、昔みたいにまた一緒にバスケットボールなんかをしたくて、 そしたらトラベリングなんかどうでもよくて それが終わったら僕ら以外がいる教室に帰って、 でもその集団の中君しか見えなくて また一緒に放課後ゲームとかしたくて 先生にばれないく
金払わんからいつまでもバックグラウンドで聴けん音楽、しゃーなし無音でsafariを開く。 魂の位置を把握している。数か月前夢の中、確かに非物質的な自己のなにか、その魂を分かった 悪夢だった 知らない大きな人、自分が小さな人だったらもっと怖いだろうって感じの大きな男性が俺の上にまたがってて 記憶以前になにをしたのか、おれはナイフを何度も心臓あたりに刺されていた、意味ないくらいに 銃に撃たれるなど致命夢はよく見るが、いつも通り痛みをやけに感じて でも初めて自分の死を悟った
ここで私は、hiphop(もっと言うと最近のインターネット発hiphop融合ジャンル、ボカロラップ等)における「韻」と「内容」の「俺の」めざす関係を方程式化した。 「良い楽曲ポイント」=「韻の数や高度さ」×「内容の良さ」-「韻によってかき消された文脈や内容」 「全ての箇所で韻を踏んだリリック」を作った。 俺たちらしいで逃げないで 忙しない精神世界で 貶し合い 駅で泣いて energyは胃液で吐いて empathy無しでして相手 エンターキーは奇跡描いて 出だしはmise
会話聞けよマキマ アイナ・ジ・エンドがいた 上の2文は母音を踏んでいる9文字の文だけど リリック中にこの2つがいきなりポンと提示されても 文脈が死んでる もちろん文脈を殺して韻を踏んでいるが無関係な単語群を 羅列 するラップもある 純粋に韻を踏むこと自体の面白さのみを抽出してできた界隈なのかな 声を中にして言うが俺はラップバトルから入ってここまで来ている。00世代が活躍していた2019年ごろ、中1、2くらいの俺は 韻マン という文脈殺し韻ラッパーに惚れていた。 「母音
いっちゃん最初の記憶なんだろう。どうやら3歳まで千葉県習志野市の津田沼に住んでたらしいけど、一切の記憶が無い。今17歳になってインターネットで調べると、なんとorangestarさんの出身地?らしく、非常に勿体無い気分。 減憂です。へるうぃ、と読みます。youtubeやツイッター(新X)ではHelwi_という名で、ボーカロイドと共に音楽活動してます。2006年生まれ。受験勉強の暇つぶしにnote書きます。語彙力も順序立ても無理で、言葉遣いも適当で自己満だからたのんます。怒っ