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これが僕らが目指す理想の形!ご近所さんみんなで見送った元海軍おじーちゃん

ヘルパーリンクの重大発表まで
「あと4日」

2019年にヘルパーリンクを創業してから3年間の波乱万丈、創業物語を7日間にわたって、投稿していきます!
「5月9日の夜」に、僕たちの新たな挑戦についての重大発表を行います!

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「これが僕らが目指す理想の形!ご近所さんみんなで見送った元海軍おじーちゃん」編

サービスが始まって初めての夏を迎えた頃のことでした。地域包括センターのケアマネさんから来た1本の依頼電話が、のちに僕たちが「ヘルパーリンクをやる理由」を決定づけるものになりました。

元々海軍にいた98歳のおじーちゃんは、病気の奥様が入院し、家族が車で1時間ほど離れたところに住んでいましたが、しばらく一人暮らしをされていました。しかし、徐々に体力が衰えて来ていたのか食が細くなり、食事の面が心配になり、僕たちに食事の付き添いや普段の生活のサポートが必要となっていました。

初めは、本当に元気な姿で、山本五十六の話や運動神経抜群でモテモテだった話をたくさんしてくれたのですが、1ヶ月、2ヶ月経つうちに、徐々に玄関を開けてくれるの時間がかかるようになり、ついには1週間程度ほとんど何も食べない状態になっていきました。

そして、真夏のある日の朝方、訪問看護の方から家族を通しておじいちゃんの訃報が入ってきました。僕が本当に感動したのは、そのおじーちゃんが亡くなった後のことです。

サポートに入ってくれていた近所の住民サポーターのみなさんに、おじいちゃんが亡くなったことを伝えると、みんな「最期に一目会いたい」ということでお別れの挨拶をしに訪れました。近所の人が支援に入ってくれていることはご家族も知ってはいましたが、それでも何人も何人もおじーちゃんの最期に会いに来てくれて、「こんなにも近所に人が手伝ってくれていたんだ」その様子にすごく感動され「ここはなんて素敵な街なんですか、ほんとに幸せ者でした」と、喜んでいました。

その連携を僕たちヘルパーリンクが担えていたことは本当に今でも誇りに思いますし、病院ではなくて自分の住み慣れた家で、近所の人たちに見守られながら最期を迎えらえれるのはある意味幸せな人生の締めくくりのように思います。

創業まもない頃にこうやって人の人生の最も大事な瞬間に一緒に関われたサポーターのみなさんとは、今でも深い繋がりをもって、この事業を進めていくことができています。

今はどこでもマンションや集合住宅が増えてしまい、隣の家は誰が住んでいるのかも知らない、近所に知り合いはいない生活が当たり前になってしまいました。そんなこの時代に、人と人とがつながる機会をつくり、それが仕事になったり、便利な毎日に繋がり、そしてなくてはならない存在になっていく。

僕たちが提供していきたいのは、そんな感じのどこか昔ながらの懐かしい地域の人間関係を含みつつも、現代のテクノロジーを生かしたコミュニケーションツールも取りいれた「昭和をアップデートした現代」を作っていきたいと思います。

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ヘルパーリンクの重大発表まで
あと4日

次回は、「千葉市で大躍進!ヘルパーリンクが表彰される編」です!

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