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記念すべき”伝説の”利用者第1号編
ヘルパーリンクの重大発表まで
「あと5日」
2019年にヘルパーリンクを創業してから3年間の波乱万丈、創業物語を7日間にわたって、投稿していきます!
「5月9日の夜」に、僕たちの新たな挑戦についての重大発表を行います!
今日は「記念すべき”伝説の”利用者第1号」編
創業から2ヶ月が過ぎた2019年6月頃、一本の連絡が入りました。「サービスについて詳しく聞きたいんですが・・・」
ヘルパーリンクの事業所がある地区を担当している行政の「生活支援コーディネーターさん」からの連絡でした。
その方は生活支援コーディネーター制度の立ち上げ期から活躍されていて、たまたま僕と同郷出身という共通点もあり、ヘルパーリンクの事業をすごく理解してくださり、ケアマネジャーや地域包括センターへのサービス紹介を効果的におこなうことができました。
そのおかげもあり、ついに「サービスを使いたい!」という依頼がきまたんです。93歳のおばーちゃんが自宅で一人暮らしで、怪我が原因で車椅子生活になってしまったため、24時間体制で入ってほしいというご依頼でした。
当時は、登録サポーターは僕一人、つまりほぼ泊まり込みでそのおばーちゃんの日常生活のあらゆることを僕ひとりでサポートする日々が始まりました。
車イス移動、トイレ、お風呂、ベッドメイク、掃除、料理、通院同行など、初めて経験することも多かったですが、歳をとると何に困るのかということを勉強する日々でした。
例えば、「車椅子生活になってしまったから、もう花見には行けないね」と言われれば、春の時期には歩いて20分の河川敷までお弁当を持って一緒に花見に行きました。
他にも、「亡くなったご主人との思い出が詰まっている長野の上高地にどうしても行きたい」そんなお願いの時は、移動・食事・トイレ・入浴などのサポートをしながら旅行のお泊まりサポートもやりました。
歌舞伎を観に行ったり、庭の剪定をしたり、家の屋根を交換したり、僕にとっては日々、「どうやってそのおばーちゃんが当たり前の毎日を過ごせるか?」それを考え、できることで最大限お手伝いをする毎日でした。
「手伝ってくれる人さえいれば、歳を取っても諦めることなんてない」僕はこのことを確信しました。
お客さんが全くいない時期に、ほぼ毎日をその方と一緒に過ごし、介護や高齢者サポートを全く知らない僕が、歳を取った時にどういうことに困るのかを知ることができ、今のサービス提供内容の礎となっています。
今のヘルパーリンクのサービスがあるのも、この利用者第一号のおばーちゃんのおかげです。
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ヘルパーリンクの重大発表まで
あと5日
次回は、「これが僕らが目指す理想の形!ご近所さんみんなで見送った元海軍おじーちゃん編」です!
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