デュシャン「泉」を3Dプリントしてみる
Scan the World
Scan the Worldは2014年から始めた3Dスキャンイベント。
主旨は世界中文化的重大な意味のある作品を3Dスキャンを通して、データとして保存する活動。
彫刻、建築、インスタレーションなどの作品が多数、それてもMRIでスキャンした脳のモデルもここから見つけられる。
少し前火災されたノートルダム大聖堂のモデルデータもダウンロードできる。建築モデル3Dスキャンではなく、3Dソフトでモデリングしたのが多いらしい。無くなったものや、遠くて見られないものを見れるのが楽しみです。
メデューサのモデルをダウンロードしてみた、ポリゴン数が結構多くて綺麗に配置されてるのが分かれる。
プリント
早速プリントしてみる。
メデューサは難しいくて、髪部分は結構サポート材が必要そうので、
今回は自分の大好きのデュシャンの「泉」を出力しようと思ってる。
ちなみに「泉」の本作は1917年展示後に無くなって、
現在複数品なんと15台くらいがあるよう、
2018年日本にも展示されてきた。
今回のプリントはSimplify3Dを使ってセッティング、
無料ソフトだとmakerbotのセッティングソフトを使ってもいい。
PLAはヘッド190-210度、床50-70度を加熱するのは普通。
ソフトはヘッドの動きまでシミレーションしてくれる、
今回のサイズは125*95*70mmで作ってる、
動作時間は8時間くらい。
出来上がった、
ホース中のサポート材を外すのが大変。
サインを練習して入れる、
3Dプリントしたもの始めたサインを入れる、
フィラメントは層で重ね積んでできたので、インクが横方向に広がるのが
予想外。
完成図