社会人訪問は何を聞くべき?志望業界に合わせて異なる質問のコツを紹介!
サマーインターンに向けた面接やインターンシップで社会人の方と話す機会が増えていくこの時期。大学のキャリアセンターから社会人訪問に関する情報が流れてきたり、周りに社会人訪問(OBOG訪問)を始めている学生がすでにいたりと、自分もやらなくてはとは思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、「何を聞いたらよいのかわからない」という緊張や事前準備の大変さが勝ってしまい、なかなか実行に移せていないという声もよく耳にします。今回は、ライター複数名からヒアリングをした社会人訪問のコツをご紹介します。
社会人訪問の目的
社会人訪問を行う目的は人にもよりますが、代表的なものとして以下が挙げられます。
①業界/企業の雰囲気を知るため
②説明会やコーポレートサイトでは知ることができない具体的な業務の詳細を聞くため
③自身のロールモデルになりそうな社員の方を見つけるため
④選考について聞くため
⑤(親しい方に社会人訪問をする場合)公には質問しづらい内容を聞くため
実際の質問例
上記の②③④⑤の目的に合わせて、実際に23卒の私がしていた質問例をご紹介します。また、業界ごとに聞いていたより具体的な質問例も併せてまとめました。
②説明会やコーポレートサイトでは知ることができない具体的な業務の詳細を聞くため
・具体的な日々の業務
・1日/1週間の仕事のスケジュール
・入社前と後で感じたギャップ
・プロジェクト期間とアベイラブル(プロジェクトに非参画)期間の割合(コンサルティング業界)
・働くやりがい、一般職の裁量権(商社業界)
・コンサルタントとの違い、コンペの中で競合になる業界業種(広告業界)
③自身のロールモデルになりそうな社員の方を見つけるため
・就活軸
・これまでの経歴および現在の部署、役職
・今後のキャリアプラン
・自身のロールモデル
④選考対策について聞くため
・(自身のESを提示した上で)ESの中で気になる点、面接で聞かれそうだと感じる点
・(比較的若手の社員の方の場合)選考中に自身が見られていたと感じる点
・選考の雰囲気
・ケース面接のテーマ・お題(コンサルティング業界)
⑤(親しい方に社会人訪問をする場合)公には質問しづらい内容を聞くため
・初任給とその構成(家賃補助や賞与の有無等)
・会社への改善要望
目的意識をもって社会人訪問を行うことが大切
社会人の方は想像以上に多忙です。せっかく割いていただいた時間を無駄にしないよう、自分なりの目的意識を持ち訪問を行うようにしましょう。また、社会人訪問の目的を自身のなかで明らかにしておくことで、質問がクリアになり得られる情報もより濃いものとなるはずです。逆質問を通じて企業への理解を深めて、「納得内定」に繋げましょう。
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