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発酵デザイナーの泡盛古酒の話を読みながら考えた
ひそかなファンである、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんの記事をみつけた。
私の愛する沖縄と泡盛の話だったので、夢中で読んだあと、うれしくてツイートしてしまった。
うれしい記事!沖縄好きすぎて #泡盛 好きの私に話して下さっているような記事。昔 #宮古島 で飲んだ年季の入った #クース の、ブランデーのようなまろやかで溶けそうな香り高い味を思い出した #沖縄 #豆腐よう
— Yoko🇺🇸ラスベガスからの寄り道ライター (@Mylvstyle) January 24, 2020
泡盛の古酒&豆腐ようで 海の向こうに思いをはせる旅:日経ARIAhttps://t.co/uflWjdAqZC
でも、このnoteで書きたいのは泡盛と豆腐ようへの愛ではなくて。
読み終わったあと、気づいたこと。
これはまるで、「沖縄が好きで泡盛が好きな私」に向かって話してくれているような記事なんだということ。
日本中のあちこちに、私みたいな、いやそれ以上の泡盛ラブの人たちはたくさんいると思うけど、それでもビールや日本酒やワインに比べると、ちょっとニッチめな世界じゃないかと思う。
そんな片隅の世界にいる私(たち)に向けて、ぐっと突き刺してくる読み物。
ちなみに私は、ずいぶん前に宮古島で飲ませてもらった、古酒の味の謎がこの記事のおかげでやっとわかった。
宮古島で教えてもらったことには、子どもが生まれた時に泡盛を仕込んで、その子が成人式を迎えると、初めてかめを開け、20年前に仕込んだ泡盛を飲むという習慣があったそう。(ほんとうに20年間、かめに手をつけなかったのかどうかは定かではないけど)
友人と私は、そんな熟成古酒を少しだけ飲ませていただくことができたのだけど、その味にはびっくりしたものだ。
まるでブランデーのように、香りがゆらゆらと立って、まろやかでなめらかで。でも最後には泡盛の味もきっちり主張していて。
どうして、そんな味になるのかはヒラクさんの記事を読んで、今やっとわかったのだ。
あの泡盛の味を思い出しながら、私もいつかは、こんな風に、読んでほしい人にピンポイントでぐさっと届く文章を書いてみたいと思ったのだ。