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部屋づくりは暮らしづくりだと思う

普段は働きながら作家活動をしている私。
彼と同棲して2年経つけれど、なかなか思うような部屋づくりができていない。

一つは賃貸物件に住んでいることが理由だ。
画鋲を刺しちゃいけない、汚しちゃいけない..

普段ご飯を食べる時、注意しながら食べているはずなのに「こんなところにトマトソースが!」

なんて日常茶飯事の私だから、リフォームしてまだ新しいこの部屋を汚すのが怖い。

そしてもう一つが、何のためにどういう部屋にしたいのかがいまいちピンときていないこと。

今はSNSなどで色々な暮らしを発信している方が多い。私もこの類の動画を見るのが好きで、見るたびに素敵だなあと思って真似てみたりするけれど、どうも疲れる。

それはたぶん自分の暮らしのリズムに合っていなかったり、初期費用が多くかかってしまったり。

所詮、真似事は真似事だ。
長くは続かないことが何度か失敗して分かった。

でもあんな暮らしやこんな暮らしをしたい!という思いは捨てきれない。

じゃあどうする?

一度腰を据えて考えてみた。
私があんな暮らしやこんな暮らしがしたい本当の理由は何なんだろう?

それは自分が心地いいと思える暮らしを作りたいからだ。

日々忙しくても、働いていても暮らしは続く。
仕事から帰る家が汚かったり自分好みじゃなかったりしては、心が落ち着かない。

そうだ、部屋づくりは暮らしづくりだ。

自分が憧れる暮らし方の根っこには、
心穏やかに過ごせて、好きなもので囲まれている部屋がある。

私が望むことは、日々心地よく過ごすこと。
ならば心地よく過ごせるような部屋づくりをしよう。

どんな部屋がいいか。
それはもう決まっている。

独りじゃない部屋。
一人でいても独りじゃない。
殺風景で無機質な部屋よりも、
シンプルでも生き生きとした部屋がいい。

手仕事雑貨や古道具を中心に組み立ててみよう。

ちょうど年末まで2ヶ月。
それまでにどんな部屋づくり、ひいては暮らしづくりができるだろう?

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