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夢を追うときに出てくる不安に立ち向かうこと

夢を追うことは素晴らしいこと。

だけど、成し遂げることは簡単ではなく、ときに痛みを伴う。

ユダヤ大富豪の教えという📕に、

成功するには、理想状態をイメージしたときに出てくる不安、恐れ、イライラに立ち向かう必要がある

という言葉があった。

この言葉を見たとき、
大学の進路を迷っていたときのことを思い出して、胸が苦しくなった。

たぶん、自分の中でなかったことにしていた。
それを、随分と時が経った今ふと思い出したのだ。

未来に繋げるべきことなので、振り返ってみようと思う。

理想を諦めた思い出

その時私は、第一志望の大学、学部を決める選択を迫られていた。

昔から理系科目は好きで、
表現することも好きだったので、
大学の冊子をめくっているとなんとなく建築や表現工学に惹かれていた。

その中でも「面白そう!」と思える学科をひとつみつけた。
だがその学科は、入学試験の科目に"化学"があった。

高1の頃から数学、英語、物理で受験しようと思っていたため、苦手な化学を放置しており、その偏差値をかなり上げる必要が出てきたのだ。

まずどこから勉強し直せばいいのか分からないし、そのせいで受験に失敗したらどうしよう、恥ずかしい、と感じた。

一晩泣いたことを覚えている。
母は塾の月謝なら出すから、できるよ、と応援してくれていた。

だけど、一晩泣いて吹っ切れた。悪い意味で。
興味を持ったけど、そんなにそこに行きたいかは分からないじゃない?と。

私は失敗しない選択をした。

自分の人生なのに。
自分の興味の赴く方向に向かい、努力することができなかった。

まさしく理想状態をイメージしたときの恐れに立ち向かえなかったのだ。

手の届きそうなゴールまでなら努力できるけれど、
遠すぎて、腰が引けてしまった。

それが原動力になった大学時代

大学生になって、諦めたのとは違う学科に入学した。
念願のお父さんと同じ大学だったし、結果的にはある程度自分の意思で選んだ場所だ。 


しかし、進路選択のときことがなんとなく心に残っていたのか、
損得関係なく自分の意思を尊重する勇気がない人間だと気づいてたのか、
大学時代は自分の好きなことを探すために、思い切った行動もたくさんできた。

前から興味のあったデザインができるサークルに入ったり、
プログラミングができもしないのにハッカソンに行ってみたり、
女性社長に惹かれてその人のもとでインターンをしてみたり。

このときの苦い経験があったからこそ、
私は変われたのかもしれない。

あのときは諦めてしまったけど、だからこそ今の自分がいる、とも言える。

社会人になって

社会人になった今、どうだろう。
今の会社は居心地がよくて、不満もそんなにない。

だけど、たまーに自分の天職はエンジニアじゃない気がする…
そんなことを思うことが多々ある。

そもそも天職ってなんだ、置かれた場所で〜🌷みたいな話はよくあるが、笑

デザイナーになんとなく興味を持っていることは間違いない。

今のスキルとの相乗効果もありそうだし、頑張ってみようかな。勉強。

過去の苦い経験を思い出し、
それに突き動かされそうになった夜でした🌙

ps. あかん…今の自分にこの曲が刺さりすぎる。泣いた。


「変わらなきゃ!」

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