3年間を共にしなきゃ青春時代と呼べないのか、違うだろ
なんかちがうだろちがうだろ〜!の議員みたいなタイトルになってしまって少し鬱
青春時代を共にすごした曲、ゆずの夏色です〜!みたいな。大学時代、友達とドライブ行ってそのBGMは絶対サザンオールスターズでした〜!みたいな。羨ましい。
その曲を聴いたらきっと好きな子と自転車二人乗りした思い出とか、海沿いを窓開けて車走らせた思い出が、蘇るんだろうな。楽しいあの日を思い出すためのBGMになっているんだろうな。
悲しいことに、飽き性の私はハマったらずっっっと同じ曲を聴いて、飽きて、また新しい曲を見つけての繰り返しだった。正直3年間(以下青春時代(笑))同じアーティストを聴き続けられるほど安定した精神状態を保っていられる方がもはや異常まであると思う。めちゃくちゃ落ち込んでる時に湘南乃風聴けるか?サンボマスターとかめちゃくちゃいいバンドだと思うし、勇気づけられることいっぱいだと思うけど本気でしにて〜!ってなってる時にああいう曲聴いたら「いやそんなわけないやろ」になってしまうことが無くはない。そういう人種もいる。だから高校時代なんて毎年のように好きなバンドが変わっていたし、色んな音楽が大好きだった。今覚えば超黒歴史!
tetoとの出逢い
高校生になってから少し自由も増えて、でもそれ以上に傷つく回数も悩む回数も増えた。その悩みも、いままでの好きな人とどうやったら両思いになれるかな、とか明日の給食に嫌いな食べ物が入ってるとか、そんな可愛いものじゃ無くなってしまった。漠然と死にたくなることも増えてしまって、心理テストの「あなたは1年で何回くらい泣きますか?」って言う質問に対する選べる回答に私の泣いてる夜の数がカウントしきれなくて、あーそうなんだってなってた。でも別にそんな日常から救われたいとも思ってなかったし、それが当たり前だから別にどうにかなりたいなんて思ってなかった。でも、そんな日々から少しの時間でも抜け出させてくれたのがtetoだった。
それより前に銀杏BOYZが好きだった私は、その流れでなんとなくtetoの名前も知っていて、当時の英語担当の新任教師電子辞書にtetoのステッカー貼ってて、好きなんですかーって聞いたらtetoね!!めちゃくちゃいいよね!とプッシュしてくれたので(ありがとう)聴き始めてた。なんの曲を最初に聴いたとかは正直あんまり覚えてないけど気づいたらめーーーっちゃ好きになってた
けど正直、”teto”と過ごせた時間の方が少なかったし、これからもっと少なくなっていくんだろうなー。
改名するなら解散しろよ
なんで私との思い出全部全部上書きするの
あなたがまだあなたでいるから わたしもわたしでいられる、それならわたしも、もっとわたしで居ていたいと思えた
何回も何回も自分のことが嫌になってどんどん汚れて言ってずる賢く生きていくことも覚えて、自分を見失うことなんて何回も何十回もあった
それでもわたしはtetoが好きだから、tetoが好きって事実だけは私をずっと私でいさせてくれた
だからtetoを好きな私のことは認めてあげたかったし、だいすきだった
そんなtetoがtetoじゃなくなっちゃった今、わたしは、わたしじゃなくなってるの?
めっちゃ覚えてる、
勝手に、私の人生を押し付けて申し訳ない。
救われましたとか、がんばれましたとか、知らんがなってなるよな、演者からしたらきっと。
それでも、私を絶対置いていかないで肩組んでこんな世の中、やってらんねーよなーーまあぼちぼち頑張ろうやって一緒に歩いてくれたtetoがいて、急にどっか行って、
BGMになんかしてやらない。
本を読むように、ドラマを観るように、自分の人生を重ねながらドキュメンタリーを観るように、私は、音楽を聴く。
もちろん、勇気を貰うためでもあるし体を揺らして楽しい!ってなる為でもあるけど、やっぱり1番はあの日を思い出すためだと思う。
どうしてもどうしても辛くて、毎日苦しくて、泣きすぎてもう泣くことも出来なくて、朝になると自分のみっともない泣き腫らした顔が照らされてしまうからこのまま太陽昇らないでよって思いながらずっとずっと起きてたあの夜、あの精神状態じゃないと出逢えなかった私の好きを、大事にするために。あの日の自分は間違ってなかったんだって思いたい、思ってあげたい
暗闇ってやっぱり涙を隠すための場所だから、tetoはきっと、ずっっとわたしの暗闇でいてくれた。けどもう小池は、太陽になるんだね、私を照らしてくれるのかも