Culture of Helixes「俳句の会」
Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。
今回は、ひっそりとHelixesで開催されている「俳句の会」についてご紹介。多種多様なHelixesメンバーが詠む俳句。それぞれの想いが込められた俳句を語り合う場所が、Helixesには存在しています。
▼ 「俳句の会」とは
月に1度、金曜夜に会社の会議室でひっそりと開催される「俳句の会」。
社員の有志たちに限らず、仕事で関わったさまざまな方々をお招きして、それぞれ俳句を持ち寄り句に込めた想いを語らう場所となっています。
20句以上集まった俳句の中から、その夜1番素敵な俳句である最優秀俳句を決めます。
「俳句の会」のルールは3つ。匿名で投句すること・季語を使うこと・毎月の「お題」に沿って俳句を詠むことです。
▽ 過去の「お題」一覧
第1回:『仕事』
第2回:『時事』
第3回:『セリフ』
第4回:『色』
第5回:『2023年を振り返って』
第6回:『今年の抱負』
「俳句の会」で大事にしていることは、俳句そのものだけではありません。みんなが心地よく俳句を楽しめるようにアロマキャンドルを炊き、小型プラネタリウムや卓上ライトを設置し、美術には石・葉っぱを持ち寄ります。
各々が食べたいものや飲みたいものを片手にもち、全身で俳句と風情を楽しむ場です。
▼ 「俳句の会」を立ち上げた理由
新津 元々、近所の句会に参加していたのですが、仕事が忙しく参加できないことが増えてきたので、仕事に句会を持って来ればいいのだと思い立ち上げました。
ビジュアルプロダクションだと思われているHelixesですが、社内には言葉を大切にしているカルチャーもあります。個人的にブログ・短歌・ポエムなどを書いている方も多く、そんな社内のメンバーが趣味を共有できる場を作りたいと思いました。
「俳句の会」を始めた当初はルールに倣って俳句を綺麗に詠む方も多かったですが、回数を重ねていくにつれて、それぞれが自分の気持ちを自分のやり方で表現するようになりました。
「俳句の会」でも特に盛り上がる瞬間は、俳人が詠んだ想いを読み解くときです。この人はどのような想いを抱えて、どのような情景の中で詠んだのだろう....とみんなで俳句と睨めっこをする瞬間はこの上ない幸せな時間です
全ての俳句が匿名で投稿されるので、はじめは誰がどの俳句を詠んだかわかりません。だからこそ、自分が詠んだ俳句が「この俳句はこういう意図があって詠まれたのではないか?」と考察されているときは自分の本性が暴かれているようなドキドキ感があります。
▼ 今までのベストオブ俳句
新津 毎回、本当に素晴らしく個人的な俳句が多くて全てが満月満点なのですが。。
個人的には、9月の句会(お題は「セリフ」)で艶脱鳩さんが詠んだ
おやすみと おやすみ溶けて 夜色のカーテン
が今までのベスト句です。「セリフ」でシチュエーションを想像できるすごくロマンチックな句だと思います。
▼ 今後、「俳句の会」を続けていく上で大事にしたいことを俳句で
この場だけは 嘘をつかずに 白息吐いちゃお
みなさまいつでもご参加お待ちしております。
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