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#28 凛として生きる
大分前に〝マニフェスト〟という単語が流行りましたが、早々に耳にはしなくなりました
これはこの世界が諸行無常でそんなことは不可能だということを示しているのではないかと考えられます
【諸行無常】すべてのものは常に変化し、不変の状態には留まらないこと
様々なメディアでよく耳にするのは「以前は⚪︎⚪︎と言っていたのに」
例えばそれが正しいか正しくないかは別として
〝背景に何があったか〟を考えると、自己の思考能力の深さを体感できます
意見を一切変えてはならないと言いながら、周りが意見を変えざるを得なくさせていることも少なくはないはず
又、
変えた方が良い方向に向かう場合もありますね
もはや
騒ぐことが目的となり思考をする事が面倒くさくなっている
これは、大量消費社会が生み出した産物
目の前にあるものを味わう事なくもう次ものを欲しがる。次から次とその物を楽しむというよりも何かを手に入れることが目的となっているからではないでしょうか
入ってきた情報もいきなりただ批判するのではなく、〝背景に何があったか〟と思考を巡らせる余裕を持ってはいかがでしょうか
責める・批判→自分の意見・思考を優先
共感する・質問→相手の意見・思考を尊重
反論は〝ただ自尊心を上げるために責める〟という目的でないのなら良いと考えられます。偏りを無くすためには必要なことではあります
ですが
批判は目の前の出来事を捌く(裁く)ことに目が眩んでいて味わうことを忘れているということ
人や現象を深く味わう事ができたなら
この大量消費社会のラットレースも色々な面で
落ち着くのではないでしょうか
AIは便利ですが、ただ〝作業効率を上げる〟という目的だけでは、人々の〝人生を味わう機会〟を奪ってしまうだけで終わってしまうのではないかと考えられます
まず、人々の理想が唯の大量消費レースになっていないか確認し、充実した生活を先にイメージして更にAIで補うべきところは補っていくといった考え方の方が人々の幸福に繋がるのかもしれません
良いものはじっくり・ゆっくりとした空間で生まれることも少なくない
なんでもスピードさえ出れば良いという事でもない
人間を守らなければ
社会的な利益は永続しない
↓ 人間の素晴らしさを知り、次世代テクノロジー革新のヒントに
一日の生活は一生を縮小したもの。その中で、〝味わう〟時間はどのくらい用意されているのでしょうか
この世は〝色即是空〟〝空即是色〟
限られた時間の中でどれだけの事象を感謝して味わえるかが幸福の鍵なのかもしれません
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