【TIMES】2024年7月6日 7時57分水無月の新月/晩夏
地球暦が朔弦望の「水無月の新月」をお知らせします。
お正月から半年。水無月で晩夏に入ります。
水無月は、神鳴月、雷月(かみなりづき)と称されるほど、天と地の間で陽と陰の気が激しく混ざり合い、入道雲に雷や大雨と天候もダイナミックに変化します。
例年の梅雨明けのデータを見ると、九州から関東甲信にかけての地域では、この月が満ちる頃にそろそろ梅雨明けを迎えるところが多そうです。
水無月の満月は7月21日です。
梅雨で水の多い時期になぜ水無月?そんな疑問が浮かびませんか?
古語で”無(な)”は、”~の”をあらわす連帯助詞で、”の”の直前に来る母音がア列・ウ列・イ列甲類の場合に用いられたそうです。この説によると「水無月」とは「水の月」ということになります。月の和名は、米作りに関連すると言われますが、田植えで田んぼに水を引くので「水張月」に由来するとも言われます。
一方では、梅雨明けすると日照りが続いて、水がなくなるから「水無月」ではという説も..。正反対の説が両立するほど、天候の変化が大きい時期ということなのかもしれませんね。
2024年の水無月の新月(7/6/07:57)は二十四節気での小暑(7/6/23:20)にあたります。
快晴であれば日射量が年間で最も多くなる夏至を過ぎて、光量を熱量として感じる、蒸し暑い時期です。
水無月の晦日に、半年分の穢れを祓う「夏越の祓」を行う風習があります。最近はグレゴリオ暦の6月30日に行うところが多いですが、神社に詣でて心身を調えるのもよさそうです。
まもなく土用
二十四節気での小暑から大暑にあたる水無月は、光量が熱量として感じられるときで、一年で最も酷暑となる時期。天と地の間では陽と陰の気が激しく混ざり合い、神鳴月(かみなりづき)と称されるほど。入道雲に雷や大雨と天候もダイナミックに変化します。
暑さのなかに、風鈴や花火など涼の楽しみがあり、スイカやきゅうりなど、ウリ科の陰性の植物も旺盛に。一年で最も活動的になる季節、夏休みも目前に控え、海開きや山開きなど、アウトドアの行楽も心地よい時期です。暦の上では夏もあとひと月、ふくらんでくる月を眺めながら、満ちていく夏を感じてみてはいかがでしょうか。
そして満月の直前、7月19日から夏の土用が始まります。夏の土用は立秋の直前の約18日間。土用は季節と季節をつなぐ心と身体と暮らしの調整期間です。
水無月 新月から水無月 満月までの時空間情報
109 | 2024/07/06 小暑 23:20 水無月 新月 7:57 水星と火星の開き
110 | 2024/07/07 水無月 二 月が金星を通過
111 | 2024/07/08 水無月 三 月が水星を通過
112 | 2024/07/09 水無月 四
113 | 2024/07/10 水無月 五
114 | 2024/07/11 水無月 六
115 | 2024/07/12 水無月 七
116 | 2024/07/13 水無月 八
117 | 2024/07/14 水無月 上弦 7:49
118 | 2024/07/15 水無月 十 火星が天王星を通過、接近
119 | 2024/07/16 水無月 十一
120 | 2024/07/17 水無月 十二
121 | 2024/07/18 水無月 十三
122 | 2024/07/19 土用 13:17 水無月 十四 水星と天王星の開き
123 | 2024/07/20 水無月 十五
124 | 2024/07/21 水無月 満月 19:17
⭐️イベント情報⭐️
新たな「時空」の感覚を開き、
生き方をアップデートする二時間。
杉山開知さんをお呼びしての、
開アカデメイアの公開講座。
暦と時空の本質、
その奥深い話を聞いていると
日常の時間の感覚がここちよく揺さぶられ
ああ、本来あるべき
「時空の座標」はそっちだ、と
意識が変わっていく不思議。
日常、何気なく過ごす感覚で
過去から未来へと進む「時間の矢」の上で、
これをして、あれをして、と、時が流れてゆく。
けれど、宇宙論の本質に軸足をおいて
「時空」を捉える視座を変えてみると、
宇宙の外から宇宙の中
天体のめぐりの中
太陽と月と地球のめぐりの中
そして大いなる自然のめぐりの中の
「いま、ここ」
の時空に
「じぶん」
がいて、自らの時空を生み出している感覚になるかのよう。
それが共有可能な「ツール」となっていることの、
地球暦の素晴らしさよ。
そしてさらに、
開知さんの本邦初公開トーク!となりそうなのは
時空の本質に直結して
おそらくは縄文的な時空感覚からずっと残っている、
古来からの「日本語」に
秘された、時空の叡智のすさまじさ。
ああーーー、言われてみれば本当にそうだ、
でも言われてみないとさっぱり気づかん…。
そんな気づきのオンパレードが、
開知さんが解き明かす「日本語」にはある。
などなど含め、
前回の光吉先生に続き、
ファンタスティックな時を刻むであろうことは間違いありません。
ちょうど2024年も下半期に入るこのタイミングで、
新たな「時空感覚」を
より善き人生へのツールとして共有できますよう。
私自身もメチャ楽しみな講座、たくさんの方々と共有できますように。
講座ファシリテーター
開アカデメイア主宰
〈内海昭徳(Utsumi Akinori)〉さんより
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【開催概要】
日時:7月6日(土)pm 15:00〜17:00
・10分前からzoom会場オープン・待機画面。
・開始時間にスムーズに入れるよう、早めのzoomチェックと入室をお願いいたします。
・アーカイブ有り。翌日7日午前中にメールにてご案内予定。視聴期限は7月14日24時まで。
参加費:2500円
*オンライン開催にあたってのご案内
・スライドを画面共有いたしますので、ディスプレイが見やすい状態でご参加ください。
・基本的に、画面はオンでお願いいたします。
・講座の後半は20分ほど、ご参加の皆さまとのフリーQAの時間を持ちたいと思います。