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【TIMES】2025年1月20日5時00分 大寒@太陽黄経300゜


地球暦が黄経300°「大寒」をお知らせします。

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➖  寒暑の極み、地球の体温を感じて。

北半球の光量が最小になった冬至から1ヶ月、時間差で地温が冷え、寒さのピーク「大寒」がやってきました。
1月中旬の「大寒」は、暑さの極まる7月中旬の「大暑」と対照的な位置関係にあり、夏と冬で気温差は50℃以上と北半球の中高緯度帯に位置するアジアの国々は寒暖の変化が非常にダイナミック。また近年、北半球と南半球の気温差は100度以上あり、地球全体で見てもこの時期は陰陽のピークとなります。
自然界も木々が葉を落とした雪景色は、まるで時が止まったようですが、極寒の中でも生物たちは来たる春に向けて着実に力を蓄えています。厳しい環境こそ鍛錬の季節、寒中のトレーニングは能力の限界を引き出してくれます。ハードなことは出来なくてもまずは乾布摩擦やウォーキングなど自分の身体から熱を作り、寒さに負けない心構えをしていきたいですね。

➖ 発酵シーズン真っ最中!寒込みの旬。

大寒は雑菌や腐敗の繁殖が最も少ない時期。この時期の寒の水は1年で最も腐りにくいとも言われています。味噌やお酒などの発酵食品もゆっくりと時間をかけて丁寧に醸すことができるため、この時期の寒仕込みは特別な仕上がりになります。
暦ではひと足先に土用入りを迎え、春がもう近づいています。ここから2月中旬の「雨水」までの寒の季節を上手に使いながら、心身を鍛錬し、ゆっくり発酵していくようにものごとも醸して行きたいですね。

「春夏秋冬 土用で暮らす より」
手前味噌づくり 寒い冬は遠出の機会も減る、ということは人が集まりやすい季節でもあります。皆で集まって味噌づくりを楽しんでみませんか? 手前味噌(自家製の味噌を自慢すること)という言葉があるように、味噌は昔はどこの家庭でも仕込まれていた、基本の調味料であり、日本で1000年以上の歴史がある、まさに発酵調味料の原点です(ちなみにしようゆの普及は江戸時代から)。 味噌の材料は、(柔らかくゆでた)大豆と麹、塩のみ。米麹を使ったり、麦麹を使ったり、あるいは豆麹を使ったりすることで、味噌の種類が変わります。仕込んでから食べごろまでは3か月〜1半年を要しますが、せわしなく過ぎていく日常に、「寝かせて待 つ楽しみ」がかえって新鮮です。でき上がった味噌でいただく生野菜は格別ですし、お味噌汁も大切に最後の一滴まで味わいたいと思います。

今年の寒仕込みの味噌。ほんのり温かい味噌玉を丸め、後は空気を抜きながら甕に移します。食べ頃は立冬を迎える11月頃から。毎年同じ作業だけれど仕上がりが微妙に違うのも面白い。

土用期間にはいれば、新年度まで約60度!


大寒 三〇〇度

地上の陰気 地中の陽気に追われて

  寒気甚だし 故 大寒と云ふ。
★  ★  ★

七十二候を参考に地域に合わせた
自分の歳時記を作ろう!

[七十二侯]大寒の候

初候 | 款冬華(ふきのはなさく)蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す
次候 | 水沢腹堅(さわみずこおりつめる) 沢に氷が厚く張りつめる
末候 | 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)鶏が卵を産み始める

[大寒からの目度]

ーただいま300度ー
この度、大寒 2025/1/20

  30度後 | 雨水 2025/2/18
  45度後 | 啓蟄 2025/3/05
  60度後 | 春分 2025/3/20
  90度後 | 穀雨 2025/4/20
120度後 | 小満 2025/5/21
180度後 | 大暑 2025/7/22
240度後 | 秋分 2025/9/23
270度後 | 霜降 2025/10/23

大寒から立春までの時空間情報

307 | 2025/01/20 大寒 5:00 師走 廿一 水星と木星の開き
308 | 2025/01/21 師走 廿二 地球と冥王星の開き
309 | 2025/01/22 師走 下弦 5:31
310 | 2025/01/23 師走 廿四 水星と金星の開き
311 | 2025/01/24 師走 廿五
312 | 2025/01/25 師走 廿六
313 | 2025/01/26 師走 廿七
314 | 2025/01/27 師走 廿八
315 | 2025/01/28 師走 廿九 火星と冥王星の開き
316 | 2025/01/29 睦月 新月 21:36
317 | 2025/01/30 睦月 二
318 | 2025/01/31 睦月 三
319 | 2025/02/01 睦月 四 土星食 13:03最大 / 金星が海王星と接近
320 | 2025/02/02 節分 睦月 五 月が金星の南を通過
321 | 2025/02/03 立春 23:10 睦月 六

🌎地球暦のイベント🌎


HELIO CAMPUS(ヘリオキャンパス)は、「太陽系時空間地図 地球暦」を活用する仲間が集い、それぞれの活用や探求を共有する交流の場です。
毎年恒例のHELIO CAMPUS、
今年は2月9日(日)。
明治学院大学で開催です。
会場はオープンスペースのゆったりとした空間。たくさんの丸いテーブルを囲んで、自由に交流しながら探求を深めましょう。


HELIO CAMPUS (ヘリオキャンパス)2025 (学校地球暦研究会研究大会 2025)
<日 時>  2025年2月9日(日)10:00~16:00

<会 場>  明治学院大学白金キャンパス パレットゾーン白金2階 東京都港区白金台1-2-37  https://goo.gl/maps/TkpFdVqru64WdQ1c7


<参加費>  前売りはPeatix、当日券は会場受付での販売となります

1dayチケット  一般 前売り 3,000円 当日 3,500円 家族割お二人で5,000円 大学生以下 無料   
小学生、中学生、高校生、大学生の皆さん、ご家族一緒にもぜひ。 大人から子どもまで、みなさまお誘い合わせの上、ご参加ください。

<スケジュール>(予定) 10:00 OPEN 10:30-11:30 基調講演 杉山 開知(暦師 / 太陽系時空間地図 地球暦 HELIO COMPASS 創発者)
11:45-12:45 地球暦ラウンドテーブル1(分科会)
12:45-14:00 交流フリータイム ランチをいただきながら、自由に交流する時間。ランチ、お飲み物ご持参ください。鎌倉の手ぬぐいカフェ一花屋のドリンク出店もあり! 
14:15-15:15 地球暦ラウンドテーブル2(分科会)
15:15-15:45 交流フリータイム 15:45 CLOSING

<ラウンドテーブル(分科会)> 「はじめまして地球暦」「わたしの地球暦クエスト」などのワークショップ、学校やコミュニティでの実践報告やチャレンジ企画、ファシリテーターのための基礎講座、暦技研の活動など多彩なテーマから選んでご参加いただけます(予定)。
参加するもよし、出会った方と自由にお話しするもよし、展示を見て回るもよし。 その日のインスピレ―ションで自由にお過ごしください。

今年も興味深いワーク&プレゼンがたくさん。分科会ラインナップは追ってご案内します。

<会場展示> ▶︎地球暦作品展示 https://heliostera.com/  ▶︎「わたしの地球暦クエスト」作品展示  「わたしの地球暦クエスト」は地球暦を使った自由な探求を共有する場。 これまでのクエストアワード作品を展示します。 MY HELIO COMPASS QUESTウェブサイト  https://hcquest.xyz/ note記事 私の地球暦クエスト https://note.com/hcquest
<地球暦2025展示販売> 当日会場では、地球暦2025、ワークシート、ブックレットの展示販売を行います。 実際に手に取って眺めることができる機会です。 ぜひ見て触れてお求めください。
<ワークスペース> 作ってみよう!わたしの地球暦「ワークスペース」 クエスト作品を見てインスピレーションがわいたら、その場で書き込みチャレンジ。  ワークスペースであなたの暦を創ってみることができます。 会場で「わたしの地球暦クエスト実行委員会」のメンバーもサポートします。 クエストサポート  柴山みゆき(DragonMama / わたしの地球暦クエスト実行委員) 渋谷 恵(明治学院大学教員 / わたしの地球暦クエスト実行委員 / 学校地球暦研究会事務局)
<キャンセルポリシーについて> キャンセルは2月7日(金)までに主催者に連絡をお願いいたします。 キャンセル、返金については、下記をご参照ください。 2月7日(金)以降のキャンセルは受け付けておりません。 Peatixの譲渡機能を使って、知り合いにチケットを譲渡することができますのでご検討ください。
チケットの譲渡について https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821789
主催:学校地球暦研究会
共催:地球暦、ヘリオス東京(HELIOS東京)、わたしの地球暦クエスト実行委員会




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