【#026】9回表を見ることを毎朝のルーティンにしたい。
勝ちましたね。いや絶対勝つと信じていたんですが、正直、準決勝が『スラムダンク』でいうところの山王戦かなと思っていました。メキシコ戦もそれくらい感動的な試合だったじゃないですか。
でも、まさか、まさか、さらにその上があるとは。
(注:これを書いてる人は野球は知っていてもプロ野球に詳しいわけではありませんので、情報が間違っていることがあります。ご了承ください)
ツイッターのトレンドでもたくさん見られましたが、まさに「漫画みたいに出来すぎの最高の試合」でした。本当に本当にすごかった。歴史に残る瞬間をリアルタイムで見られたことに心から感謝します。
まずもって、3対2という点数がすばらしいですよね。いかに気が抜けない試合だったことか。ひとつのミスで即死みたいなピリピリした状況の中にあって、若い投手陣がめちゃくちゃ輝いていた。打たれて当たり前レベルのアメリカの強打線相手に、一球一球を魂込めて投げ込んでいる姿にめちゃくちゃ感動しました。最年少の高橋投手、この年でこんな大舞台に立つなんてはぐれメタル並みの経験値もらえるんじゃ? と思ったんですが、よくよく考えたらメタルキング並みでした。これはとんでもない糧になっている。
あとは、漫画とか映画とかでよくキャラの見せ場の前に回想シーンを挟むことがあるじゃないですか。あれってすごく有用なんだなって思いました。
というのも、8回表。ダルビッシュ投手が投げているときの実況がですね、これが14年ぶりだということなど、ダルビッシュ投手の今までの足跡をしっとりと紹介してくれたんですよ。それを聞いただけで、こっちはさらにさらに応援したくなってしまったので、そこで「キャラの活躍前に回想を入れるのってめちゃくちゃ効果的やん!!!!」と強く実感しました。次回作から積極的に生かそうと思います、ありがとうございます。
9回表に入った時点ですでに号泣していた私は、試合終了とともに泣き崩れました。もうね、言葉にならないです。
この場面で、この状況で、この場所に立っているということが、一体どれほどのプレッシャーなのか。そして、それをすべて受け入れつつ、すべてを凌駕するのがスーパースターなんだということを、目の前にたたきつけられました。
選手や監督のインタビューなんかもかたっぱしから見たいとか、9回表を見ることを毎朝のルーティンにして気合を入れたいとか、語りたいことはまだまだたくさんあるんですが、そろそろ時間なのでこの辺で。
それでは、皆さんもご唱和ください。