みんなには悪いけど、このアニメがスポーツ系アニメで一番おもしろいと思ってる。「風が強く吹いている」アニメ感想

オモシロォッッ！！！！！！（おもしろの剣で切られる音）

ひじょおおおにおもしろいです、このアニメ。

いや、すごーーーーーーーーくおもしろいです。

but,SUPERRRRRRRRRRRRRRR　OMOSHIRO。

オモシロ

とにかくオモシロです。

アニメギルドのS級冒険者のわたくしから、言わせてもらいますけど、このアニメをほかのハイキューとかと同じ枠で見ないでください。
ぜんっぜん違います。同じなのはキャラデザだけです。内容はまったくちがいます。
まず、個人的で自己陶酔的な意見なのですが、わたくしはハイキューとかのジャンプ作品のギャグシーンが嫌いです。
ジャンプでいま面白いといわれている作品の多くは、全ての視聴者に伝わるように、低次元の分かりやすいギャグをいうことがあります。それは全人類老若男女に伝わるギャグで、売れるためには良いと思いますが、わたくしにとってはノイズです。見ていてむかつきます。これをみてアニメおもしろい！って言ってるやつがいると思うと腹が立ちます。お前ら落語みたことねぇの？って思います。多分あいつらは漫才みても、内容を理解できず、くっそつまんねーにゃんこスターとか見て笑ってるんだと思います。

だが、しかしね。だが。

笑いが自然に行われています。風が強く吹いているは。こういうのを見たいんですよね、人間は。まぁこれは私の個人的な感性なのでいいですわ。

内容なんですけど、全話おもしろいです。一話もつまんない話がないです。すべてがぱーふぇくと。
一番見ていてうれしかったのは、箱根駅伝でるまでの過程をアニメの主としているところです！
普通はそこダイジェストとかで見せますわ、普通は。だが、風が強く吹いているは普通じゃないんですよね。
普通は絵面が地味になっておもしろく感じないところを、キャラクターの内面の起伏を見せることで、内容に厚みをだしているんですわ。
もうね、ずっとメンタルの話だから。
けど、そこが良い。

そのリアリティのある大学生ならではの葛藤を丁寧に描いた上で、さぁみんなで箱根駅伝目指すぞって話なんですよね、18話くらいまでは。

あとの最終話まではなんで走るのか、広くいえばスポーツとはなんなのかっていう最高のテーマのもと話が進んでいます。

見た人にしかわかんないけど、風の表現が良いんですよね。毎回。でも、見てないとわかんねぇか、みんな見てねぇか。

じゃあ見ろよ！

ほんで風をいっしょに感じようよ。

そして見たあとは絶対散歩してください。いいですか、最終回を見たら、仕事中でも、学校にいても寝る前でも散歩にいってください。そして、直線を見つけたらちょっと走ってみてください。

風がいつもより気持ちよいです。
この効果は、このアニメ以外では発揮しません。

風を感じ取りたかったら、風が強く吹いているを絶対みてね！

これだけじゃ、そそられない人に一つだけネタバレというか、好きなシーンを発表します。
それは、最終回の清瀬の走っているところです。
そこで、ビル風を感じて、風が強いなっていうシーンがあるんですけど、そのシーン、くっそかっこいいです。風が吹いているだけですけど、かっこいいです。

そんで我々は人生を歩むときに、歩いていると前に進めない。なぜなら向かい風が常に吹いているから。その風を振り切るためにも人生を歩むんじゃなくて、走らなければいけないということを教えてくれます。（哲学的）

つ・ま・り、全部見てください。

最終回だけに触れましたが、努力の過程が描かれているアニメなので、努力の仕方を忘れたり、努力の理由が分からなくなったり、努力している意味が分からなくなったら、風が強く吹いているを見てください。

風が強く吹いているは「努力」を教えてくれます。

ほんとうは全てのキャラの印象について書きたかったのですが、最近すこしばかり文章を書くためにアニメを見る脳になってしまっているので、もうこれ以上は語りません。
好きなキャラはおうじです。
ほな。