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「逆襲のシャア」「機動戦士ガンダム0083」(第2回ヘイヨーさんのオタク講座)
前回の「機動戦士ガンダム」(第1回ヘイヨーさんのオタク講座)で、ガンダムを取り上げたんですけど…
思いのほか好評だったもので、もう1回だけガンダムいきます!ほんとは全然違う作品にいくつもりだったんですけど、さすがに語り足りなかったし。補足の意味も込めて、今回はガンダムの別作品を紹介したいと思います。
それじゃあ、「第2回ヘイヨーさんのオタク講座」はっじまるよ~!
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」
最初は「逆襲のシャア(通称:逆シャア)」ですよ。
これ、どういう作品かというと…
「機動戦士ガンダム」で敵同士だったアムロとシャアが、「Z(ゼータ)ガンダム」では同じ軍に属して共闘することになります。で、考え方の違いから、再び敵となったアムロとシャアが「最後の対決をする」的な内容になります。
なので、できれば「機動戦士ガンダム」「Zガンダム」のテレビシリーズを見た後で「逆襲のシャア」に進んでいただきたいのです。
ただ、忙しい現代人の皆様のことでしょうから、何十話もあるテレビシリーズを全話見通すってのはなかなか難しいでしょう。
なので、2時間で見れちゃう「逆襲のシャア」はオススメですよ!これを見ておもしろかったら、「ガンダム」のテレビシリーズとか「Zガンダム」を見ていってもらえればと思います。
さらに「ガンダムZZ(ダブルゼータ)」ってのもあるんですけど、これはアムロやシャアが直接出てこないので、見てなくても話がわかります(個人的には、かなりオススメなんですけどね)
「逆襲のシャア」の何がいいかっていうと…
戦闘シーンがおもしろいんですよ!2時間の作品中にみっちり戦闘シーンが入っているので、ストーリーがわからなくてもそれなりに楽しめちゃいます!
わからなかった部分は、あとで勉強してください!「ああ、あのキャラが成長してこんな姿になってるのか!」とか「こういう行動原理で動いてたのね!」とかいろいろわかってくるので。
とにかくモビルスーツですよ!
モビルスーツってのは、ガンダムに登場するロボットなんですけどね。これがかっこいんですよ!アムロが駆るν(ニュー)ガンダムとか、シャアが操るサザビー(小説版ではナイチンゲール)とか、ギュネイやクェスが乗るヤクト・ドーガなんてのが出てきて、どれもデザインが秀逸なので。
「ガンダム用語解説」
突然ですが、ここで前回書き足りなかった用語解説を加えておきます。どれも重要なキーワードになるので、覚えておいてくださいね♪
地球連邦軍
ザックリいえば「正義の味方」ですよ。アムロが属してるのも、この連邦軍になります。数では圧倒してるので、そういう意味では有利です。
ただ、内部では結構腐敗してたりして、シャアはそういうところに嫌気がさして、別の組織を指揮して戦うことになります。
ジオン軍
ジオン公国が有する軍隊です。簡単に言えば、悪役です。でも、こっちの方が人気があります!魅力的なキャラがいっぱい所属してるからでしょうかね?
確か、ジオン軍の国力は連邦の30分の1くらいだったはず。それで連邦と互角に戦ってたわけですから、たいしたものですよね。それだけ優秀な人材も多く戦略にもたけていたということでしょう。
「機動戦士ガンダム」最終回の時点で実質的な力を失ってしまいますが、残存勢力が各地で暗躍することになります。また、後に「ネオ・ジオン」って組織が結成されます。
ニュータイプ
簡単に言えば「超能力者」みたいなものですよ。モビルスーツの操縦が超うまかったり、精神だけで会話できたりする人たち。ファンネルと呼ばれる特殊な武器を操ることもできます。
ニュータイプはガンダムを語る上で欠かせないキーワードです!ただ、「ニュータイプの定義」の話をし始めると議論になるので、詳しいことが知りたい人は各自勉強してください!
強化人間
ニュータイプに対して強化人間ってのもいます。ニュータイプが生まれながらの天才だとすれば、強化人間の方は研究所で無理やり作られた後天的な天才と言えるでしょう。
ガンダムシリーズの特定の作品においては、メインテーマに関わってきます。
「機動戦士ガンダム0083」
今回紹介したいもう1本の作品は「0083」です。0083と書いてダブルオーエイティスリーと読みます。
時代的には「機動戦士ガンダム」と「Zガンダム」の間あたりのお話です。主人公はコウ・ウラキっていうんですけど、ライバルのアナベル・ガトーの方が魅力的なキャラクターになっています。ガトーの「ソロモンよ、私は帰ってきた!」って叫ぶ名シーンは必見!
あと、ガーベラ・テトラ(ガンダム4号機になるはずだった)に搭乗したシーマ様ってのが出てきて「ガイドビーコンなんか出すな!やられたいのか!」っていう名言が炸裂するので、このシーンはぜひ見て欲しいですね!
ガンダムは大体こういうの多いです。主人公よりも、ライバルとか脇役の方がキャラが立っていて魅力的っていう!
ちなみに「0083」は劇場版「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」とOVA版「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」の2種類あって、可能な限りOVA版を見ていただきたい!
「ど~うしても時間がない!」って人は、もうしょうがないので2時間程度の劇場版だけ見てもらうとして、それ以外の人たちには全13話のOVA版をオススメします!
ちょっと序盤スッとろい展開なんですけど、中盤から俄然おもしろくなってくるので!劇場版で削られたエピソードも満載です!
ヘイヨーさんが大好きなヴァル・ヴァロっていうモビルアーマーと、それにまつわるエピソードも描かれていて、ぜひとも脳裏に焼き付けていただきたい!
終盤、巨大兵器もバンバン出てきて、戦闘シーンも超ド派手なので、爽快感から言っても「0083」オススメできます!
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