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小川榮太郎の“日々是憂國” 令和6年1月26日 狂気がないがゆえに日本は滅びる

 狂気がないがゆえに日本は滅びる。

 こんなバカなマスコミや出版、文壇論壇の堕落を平然と見過ごしてきた人達は私から見ればもうまるで真っ当でない。それが40年続いている。

 新生児70万人を切るという報道を見ても、誰も狂気のように民族消滅を防ぐために立とうとしない。これは想定の10倍以上の速度と言える。2016年に100万人を切った時に想定以上の速度だという事で私は対応を安倍さんに申し入れたが、その後の激減の加速ぶりは恐怖に値する。

 出生数、国防不備、四権プラス文化界財界の堕落、人品崩壊、共同体消滅、教育不在。何から何まで滅びるに決まっている条件が次々に現実化しても平然としている。

 幕末の日本を救ったのは志士たちの狂気だった。藩侯から農民まで階級を超えた志士の狂気。

 今の日本人にその面影はゼロ。

 私一人で狂気の如く警告するというのももう疲れた。

 答える声が余りに小さく弱い。

 社会的な遺言はほぼ書き上がった。しかし出生率低下が余りに激しいのでその点の抜本案だけは別個に入れねばならなそうだ。

 このプログラムをやれば救われ、やらねば日本は消える。

 多くの文明は消えては別の民族が再興する(ギリシア・ローマ→西欧、古代中国→明・清・近現代中国)のだが、日本は島国で一国一文明一国語という世界に例のない文明。今回消えたら再興はないだろう。

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