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製造業のネタ出しの苦悩

??「企業系のアカウントって楽しそうだよね、〇〇さんとこってめっちゃバズってるし」
それだけバズれれば常に楽しいですよね!いや、フォロワー数が沢山いる有名アカウントでもネタ作ってバズるまでってすごい大変だと思うんですよ。
それまでの蓄積があるわけであってぇ…ネチネチ

というわけで今回のパイプくんエージェントが掘り下げるのは
企業公式、特に製造業(B to B)が直面する、あるいは絶賛直面している事象
『ネタ』についてです。


そもそも企業が発信したいこと

さてなんで企業がSNSでの発信に取り組むかってことから紐解いていきますが、大きく分けると三つかな。
①知名度のUPやブランディングのため
②販促や売上げUPに繋がる活動のため
③リクルートにおける情報発信

っていうのにだいたいは収束するかと思います。①と②は近しい感じではある。

じゃあその発信をしていくときには何をしたらいいのか
自社内の人が働いている様子を出す、オリジナルの製品をアピール、SDGsなどの取り組みをUPしていく…などなど
と挙げていけば色々ありますね、こういうのをビシバシとSNSなどで発信していきます。

それじゃあ沢山ネタの弾ってあるのかっていう話

その色々が常にあるの?大きな会社ならともかく数十人規模の中小や、10人以下の零細。
そして弊社のような部品メーカーにそういったものが…?ある…???
ないですよね。

例として製造物を発信していきましょう!という場合
「不特定多数の目に触れてもいい情報」にしていくという作業が入ります。

製造業はほとんどがB to B( 企業向けの製造をし企業向けに販売をしている )です。
お客さんは企業、となると発生してくるのが守秘義務。この部品はどのように作って、どんなものになるのかっていうのを表に出すことはできません。
これは弊社みたいな自動車部品のメーカーだけに関わらず、例えば印刷業であれば出版社が相手ですと版権モノは確実NGです。

自社製品があればそのアピールもしやすいとは思いますが。
毎日、毎週出すように大仰に製品数があるのかっていうのもまた難しいところですよね。
で、特に言われているのが「ネタ切れ」問題ですね。

ここでひとつありがたい言葉を…



ネタ切れは甘えだ!

某Pプくんが良く使うスライドより

とHせい工業のPぷくんのエージェント的な人がちょくちょく言ってますが
正直に言うと「企業そのものから生み出せるネタ」っていうのは限界があります。本当に中小~零細はUPする情報は少ないです。
前述したように出せるものにも縛りがあったりするし、従業員さんも顔出したくないよってことも多いです。

じゃあどうしたらええんや…となりがちで
投稿が全部担当さんの食べたものばっかりになってること、よく見ます。
それはそれでコミュニケーションが取れるので悪くはないと思ってはいますが、会社の情報の発信なくてそればっかりだと結局「どういうアカウント?」と思われてしまうかもしれない。

手元に会社のネタなんてあんまりないしなあ~。さあどうしたもんか。
でもあんまりないけど、多少はあるってことだよね。


ネタは徹底的に擦って行け

というわけでエージェント氏からの新たな提言です。
「ネタは徹底的にコスれ」

そんな同じ内容発信してつまんなくない?いいの?
いいですとも!

同じネタを繰り返すのは良くないなんてどちらのどなたが決めたんでしょうか?他の盛り上げてる企業さんのSNS投稿研究したかな?
TVなどのCMって同じ時期に同じCM沢山流すよね?新曲だしたアーティストだってずっと同じ曲歌うよね?
ってことで

発信するネタは何度出したっていんですよ、別に毎日出してもいい。
(食事とか会社関係ないものはもちろんダメだけど)
Instagramで同じ画像ばっかになっちゃうよって思うかもしれないけど、角度変えたり背景変えたりとやりようって色々あるんです。
むしろ毎日しつこいくらいやってようやく「〇〇の会社だ」くらいに思われるのかなって考えてます。

徹底的に擦りながらも、その中でちょっとしたナカノヒトのセンスが光る投稿であったり、ちょっと隙が見えるような投稿があると相乗効果になっていくんだと思っています。
センスに関しては申し訳ないが頑張って磨いてください、私もセンスがある方とは言えないのでアレなんだけど。


それでも出すものが無くなってしまったよ…

出すものがもうないよ…って思ったけどそこまで出し切ってるなら、たぶんフォロワーの企業さんの数もそれなりに増えてきてると思います。
そういうときこそ横のつながりをガチっと強化していこうって考えに転換できるといいかも。
相互のつながりで浮かぶ案もあったりします、仲良くなって一緒に発信する機会も得られるかもしれない。

企業公式といってるアカウントのほとんどがひとり広報という存在が多く、けっこう孤独な活動をしています。
だからこそライバルというよりも互助会という雰囲気がありますよね。
SNSで広報活動をする間に得られたものの一つだと思うので、ばっちり頼っていっていいのかなって思います。

ネタ切れ、よくあるしよく聞くのでがんばれ。


というわけで最後はよくわからない励ましになってしまいましたが。
ここを読んでるのはSNSでつながった公式さんが多いと思うので、なんらかのヒントになればなって思います。

今回のnoteはここまで、また次回お会いしましょう👏!


ちなみにパイプくんエージェントはこの動画をめっちゃ擦ります、映えるし


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