7月23日:現場に立つことが大事。
おはようございます。
Youtubeの自分のしゃべりに感心しているナルシストこと安部です。
台本なしの1テイクだからできることで、もっかいおんなじようにやれと言われても絶対できません。
さて…
1)活動報告
昨日は放デイ(日中一時支援)の子たちと海に行ってきました。
昨日のこのツイート↓は、ビーチで打ったもの。
支援学校に通っている子どもたち。大勢の人がいて、波もあり、危険を数え上げればキリがない状況ではある。
こういう場面でどう振る舞うかというのが、こちら側の大事なスキルなのだけれど、正直僕からすると…
下手だな〜
とか
それは制限が過剰だなぁ…
と思うことが多かった。
実はこれ、少年院でもよく感じていたこと。少年院なんて規律で縛ろうと思えばどれだけでも縛れる。世間に対してもそれなりに説明がつくし。
だけど僕は限りなく制限をなくす方向で動いてた。細かいルールにも例外を認め、例外が認められる条件まできちんと子どもたちと共有して、集団の統制が乱れることはなかった。
制限を強化するか緩めるか
という問題は実は…
統制が取れる取れないか
という問題とは全然別。
思考停止で普通に考えれば「制限を緩めれば統制が取れなくなる」と思ってしまう。
一番もったいないのは、自分の中でなんとなくその感覚が形成されて自覚もなくそれ以外の状況を想像できなくなってしまうこと。そういう人は意外と多い。
もう少し掘り下げると…
制限は、「かけるかかけないか」という二択ではなく「実は制御できてるのに、子どもたちにはその自覚はない」という状態が一番いい。
自由に素直にリスクを下げる行動ができ、致命的で不可逆的な事故を避け、心から楽しんで行動できる…
その状態を作るには、どんな制限をどうかけるか…が大事なんだ。
制限するかしないかという二択で考えてるうちは、永久にたどり着かない感覚だ。(抽象的なことしか書いてなくてごめんなさい)
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2)現場に立つことが大事。
そういう制限と統制の感覚は、法務教官時代から何度も考えてきた。それを考え続ける日々だったとも言える。
ただ…
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。