10月12日:「めあて」なんていくつあってもいい。
おはようございます。
嫌いな言葉は「人は思い通りには動かない」。腹黒男・あべです。そんな言葉を自分の実力不足の正当化に使う大人は基本的にあんまり信用できません。
人は確かに、なかなかこちらの思い通りには動いてくれません。そして「思い通りに動かそう」なんて考え自体も驕りだと思います。
でもその一方で…
我々はCMによく踊らされます。
ケンタッキーのCMを見てはチキンが食べたくなり、ビールのCMを見ては喉ごしを思い出して飲みたくなり、スマホを流れる広告に、不要とわかりつつ時にクリックしてしまう。
人はなかなか思う通りには動いてくれませんが、CMは我々からYesを引き出す努力を惜しまない。
プロポーズにロマンチックな演出をするのは、ただ思い出づくりのためではなく、きっと1%でも受け止めてもらえる可能性を上げるためなのだろうと思います。
人はこちらの思い通りには動くとは限りませんが、意図を持って働きかけることは大切なのです。
さて今日は、そんな腹黒男・あべが「めあて」について書いてみます。先にお断りしますが、特定の誰かや学習指導要領を否定する意図は一切ありません。むしろ学習指導要領は素晴らしい。
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1)めあてを書くのが必須…?
どうやら全国には、授業の最初に必ず「めあて」を板書することを義務付けているような学校もあるようです。
議論するつもりはありませんので一方的に意見だけ書いておきます。
正直、アホです。
そのルール。
言わないほうがめあてに到達しやすいことだってあるだろうに。
先に言ってしまうことでめあてへの道のりが険しくなることもあるだろうに。
そもそもめあてなんて、授業やってる最中に変わることだってあるだろうに。
ま、ぶっちゃけた話僕はそこまで最近の学校教育の事情を知らないので、どんなめあてを設定しているのかもわかりませんし、めあて自体の立ち位置もよくわかってないのですけどね。
でも
僕に言わせりゃ「めあてなんて板書しきれないほどたくさんあるぜ」って思うのです。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。