夜の雫 19 笹倉平常 2023年11月26日 19:00 シラフで見上げる夜空の黒通り過ぎていく街の人々雨で濡れても溶けない記憶静まる寝息でふと目覚める宿題のように命題が課され宣伝カーがそれを轢き伸ばす句読点ばかりが気になる看板物語がぜんぶ耳から抜ける選べなかった音楽が流れて口ずさめれば負けだと祈る荒野はたまたま開発されなかったむしろ能動的な結末と知る相槌を打つのにだいぶ疲れて四苦八苦の数字が正解になる ダウンロード copy この記事が参加している募集 #自由律俳句 31,845件 #日記 #小説 #詩 #現代詩 #自由律俳句 19 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート