「忙しい」にかくれた盲点
【働き方改革】
この言葉を聞いてずいぶん経ちましたが、皆さんの職場ではいかがでしょうか?
・定時で帰るように指示があった
・年に5日間の『有給』をとるよう義務付けられた
・テレワークの導入
さまざまな方法が各業界・会社でとりくまれています。
そんな中、勤務時間内に「仕事が片付けられる人」と「時間内に片付けられない人」がいるのをTwitterや各ブログで見ることがあります。
今回は、古典の【孫子の兵法】で出会った言葉を元に感想をまとめてみたいと思います。
やっているようで、できていない時間管理
最初に書いた【働き方改革】の内容ですが、時間にフォーカスをあてた内容になっています。これで長時間労働が解消され、労働者の健康が守られるようになりました。
一方で、業務時間が減っても成果物(仕事の内容)にはこれまで通り、それ以上に良くして行かないといけません。そこで今回の言葉が響きます。
凡そ衆を治むること寡(か)を治むるが如くするのは、分数是なり。
衆を闘わすこと寡を闘わすが如くするは、形名是なり。
訳しますと、
『現代人は多くの仕事や用事をこなしている。それらを一つひとつ、来た順にやっていては時間ばかり食って、はかどらない。分類・整理して処理したほうが、ずっと効率的に進められるし、頭の中もすっきりする。その際に必要なのは、鍛えられた整理整頓能力なのである。
これは以下の本から引用しています↓↓
音声でも「無料」で聴くことができます↓
忙しいをうまないために気をつけること
働く時間が減っているのに、忙しい人は減っていない。
この状態になってしまっている一つの原因に
あれもやらなきゃ・これもやらなきゃ現象
が起こっていると思います。仕事では常に
・やるべきこと
・やらないといけないこと
がマシンガンのように自分にふりかかってきます。
そして、昼休みにはスマホを使って。
・SNSのコメントチェック
・スマホゲームのログイン確認
・YouTube・TikTokのお気に入りユーザーのチェック
定時に上がってからは、
・友人とのチャット
・仕事の内容振り返り
・昼休みにできなかったスマホの内容チェック
・ゲームやSNSの綱渡り
このように、1日の中に
やらないといけないことが凝縮されすぎてしまい
本当にやらないといけないことが整理整頓できずにパンクしている現象
これが、あれもやらなきゃ・これもやらなきゃ現象
だと、わたしは考えています。
さらに、現代のわたしたちは、スマホに慣れてしまい
・気になったことを“手書き“でメモを取る
・今日やるべきことの仕事内容を事前に紙に書き出す
このようなことをしなくなりました。これが何を意味するかというと
インプット過剰/アウトプット不足
これが起きているのです。スマホは情報の宝庫です。
すごく便利なり、ギモンに思ったことは10秒以内にスマホで
調べられるようになりました。しかし、それはあくまでも情報。
自分の頭で考え、それを分析し、整理し、再構築する
このサイクルをすることができなくなってきています。
そのため、働き方改革で全体の勤務時間は減ったが
その分、“何もしない時間“が増えてしまい、余計に疲れることに
なってしまってます。
実は忙しくしているのは自分自身
政府の方針で始まった【働き方改革】
わたし個人的には賛成ですし、とても良い政策だと思います。
しかし、改革によって起こった“問題“を正しく理解して対策しないと
時間をムダに使ってしまう恐れがあります。
そうならないためにも、朝一のTO DOリスト管理
1日のインプット・アウトプット管理を習慣化させていく
必要があると強く思います。
過去の記事にその詳細を書いています。
もしよろしければご覧ください。
もう少しでブログ連続更新100日達成!!
次回の目標に向けて計画の整理整頓をしながら頑張ります!!
毎日コツコツです。応援しています。
人生は習慣の織物です。
運動という字は、「運」を「動」かすと書きます。
読んでくれたみなさんの【運】が
よくなりますように・・・・
また明日!!
@平常心のYouTube(その場でできる運動をわかりやすく解説中)
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