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読書記録Vol.126『物語ビルマの歴史 - 王朝時代から現代まで』 根元敬 ・著

みほです。今回は
『物語ビルマの歴史 -
 王朝時代から現代まで』
(根元敬さん・著)

を紹介したいと思います。

わたし、仕事で初めて
海外に行ったのが
ミャンマーでした。

ミャンマー関連の本では
高野秀行さんの
「ミャンマーの柳生一族」や
「アヘン王国潜入記」が
好きなのですが、
ビルマとミャンマーの違いや
歴史的背景について
体系的にポイントをおさえる
という意味では、
『物語ビルマの歴史 -
 王朝時代から現代まで』
がわかりやすいなと
感じています。

物語 ビルマの歴史(根本 敬)

◆心に残ったポイント

このことわざに触れ、「私はビルマで築いたパゴダの足場を永遠に撤去しません」と約束して拍手喝采 されたことがある。

現地のことわざまで見識を深めて
それを会話やスピーチに
組み込むところが
さすが!と思いました。

そこまでいかなくても
簡単な挨拶や単語を
覚えようとするだけでも
かなり親近感が増すよな~
(国によるけど)というのが
今のわたしの素直な感想です。

ブータンで、
ゾンカ(ブータン語)の挨拶して
英語の挨拶返されたときは
悲しかったけど、
ゾンカを使いたいのは
わたしの自己満足だよな~と
反省した。。。

恐怖のために「自分は何もできないが、誰かに勇気をもって軍政と闘ってほしい」とか、「いまは恐くて何もできないが、民主化されたら喜んで協力したい」といった 他人 任せ、状況任せの姿勢でいたのでは、いくら民主主義を望んでも、永遠にそれは実現しないと彼女は断言するのである。(中略)支持のなかにはさまざまな形で彼女に対する個人崇拝が存在することに注意する必要がある。アウンサンスーチーへの個人崇拝、すなわち、軍政に代わって彼女が政権を運営するようになれば、ビルマではすべてが即座に良い方向に変わっていくと信じる「アウンサンスーチーお任せ」タイプのビルマ人は、国内外でけっこう見かける。こうした支持はしかし、いうまでもなく彼女の思想の対極に位置し、彼女がもっとも望んでいないもののひとつである。

強烈なリーダーシップを発揮する人がいて
自分に無力感があったり
本当は自分は「現状でもいい」場合
おまかせモードになってしまうのは
ある程度仕方ないなぁ、と
思ったりもします。

おそらく、
「支持」では
ないのでしょうね。

へたれのわたしは
果敢に戦える人ばかりではないと
おまかせモードの方への
共感の方が強いかも。。。

なんていうんだろうな。
正義と正義のぶつけ合いより
違う戦い方があるのではないか
戦わない方法もあるのではないか
命や生活を大事にしながらも
何か道は見つけられないか

これは
ただミャンマーに行ったことがあるだけの
ただの外国人の思いに過ぎないけれど

でも
日常でも
こういうことあるよね?

日常の
自分の課題に
目を向けて
試行錯誤することは

世界の情勢に
思いを馳せることに
間違いなく
つながっている

ビルマには夫婦円満を保つ永遠不滅の全国団体「全ビルマ恐妻家連盟」(ビルマ語略称マヤカ)がある。結婚したビルマの男性は、民族・宗教・年齢を問わず、必ず例外なく入会する。嘘だと思ったら結婚しているビルマの男性に聞くとよい。

これ、渡航中は知らなったから
今度ジョージに聞いてみよう。
あれ、ジョージ結婚してたかな?


いまは政情もあり
なかなか渡航はかないませんが
ミャンマーでお世話になった
スタッフたちが無事で
できれば大変な毎日の中でも
笑顔でいてくれたらいいな
と勝手なことを思ってしまいます。

◆こんな人におすすめ

・ミャンマーの歴史や背景を知りたい

みほ

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