読書記録Vol.124『自信と望むキャリアを手に入れる 魅力の正体』 池原真佐子・著
みほです。今回は、
『自信と望むキャリアを手に入れる 魅力の正体』
(池原真佐子さん・著)
を紹介します。
◆心に残ったポイント
人生にはさまざまな想定外なことが起き、思ったとおりに進まないことがあります。ですが、その想定外に直面した時に、ベストを尽くして対応をすれば、そこで新たな道が開け、結果的にそれが幸せなキャリアへとつながっていきます。逆に言うと、もし、最初から強いビジョンやゴールを持てなかったとしても、その時々で起こる出来事に最善を尽くしていれば、未来が拓けてくるということでもあります。その際に、人とのご縁は、言うまでもなくとても大切な要素になります。その人との出会いの中で「魅力的」だと思ってもらえたら、さらによいご縁やチャンスを引き寄せることができるでしょう。そしてふと振り返ってみた時に、前にいた場所とはまったく違う、もっと面白くてワクワクする域に到達していることでしょう。だからこそ「やりたいことが明確でない」と悩んでいる人ほど、魅力を磨いていってほしいのです。
いや、自分別に
キャリアとかいいんで…
細く長く生きられればいいんで…
と思っていたとしても
「魅力」について
理解を深めるのは
意味がありそうです。
このあと、
ファッションが・・・とか
しぐさが・・・とか
笑顔だけでなく
凛とした真面目な表情も・・・とか
魅力の定義は・・・とか、
個別の事例やこの本での魅力の定義など
興味深い話題がたくさん出てくるのですが、
わたしには特に次のところが印象的でした。
私たちの中にはいろいろな種類の「犬」がいます。「女性はこうあるべき犬」「娘とはこうあるべき犬」「いつも完璧じゃなきゃ犬」など……どのような「べき犬」を飼っているのか、どのような場面でよく吠えるのか、あるいはどんな時に噛みついてきて自分や他者を傷つけるのか、名前をつけて絵に描いてみると、案外恐れるほどのものでもないことがわかります。
「べき犬」!
わたしは、自分を知るときに
自分がどのような前提を持っているか
自分がどのような前提で生きているか
を知るのは
初歩のステップとして
かなり重要だと思っています。
そのときに
この「べき犬」を想定してみると、
ユーモアが混ざって
楽しく進められそうだし、
他の人にもシェアしやすいなと
感じました。
よかったら
試してみては
いかがでしょうか?
「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは」と、『 徒然草』にも書かれているように、私たちは「桜は満開が美しく、月は満月がベストな見頃」という完璧な美しさに必ずしも心惹かれるわけではなかった。むしろ、花が散っていくはかなさだったり、月が欠けていくわびしさに風情を感じる人のほうが多かったわけです。そして、そういう弱さをはらんだ美しさを理解していることそのものが魅力的なのです。
日本人は、昔から。
最盛期とか全盛期だけでなく
そこに向かうさまも。
そこから去りゆくさまも。
すべてを通して「美しい」と
感じられる感性を持っていた。
それは四季がある季節のおかげか
それとも民族柄なのか
よくはわかんないけど
弱さをはらんだ美しさ。
それを
「やむを得ず」「次善の策」ではなくて
もっと積極的に
受け入れて認めても
いい気がしています。
これから高齢化社会も
進んでいくし。
何より自分も周りの人間も
歳を重ねていくし。
「あの頃が一番よかった」
ではなくて
「散りゆくはかなさ」
「成熟する美しさ」
を感じていけたら
未来に自然に
当たり前のように
希望を持てる
そんな気がしています。
◆こんな人におすすめ
・魅力の正体を知りたい
・自信と望むキャリアを手に入れたい
(タイトルまんま・・・w)
みほ
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