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自然が好きじゃない人が石垣島に3ヶ月住んでみた感想2

Hoi Zäme, ハイジです。

前回の記事はこちら。

島と虫と動物と

前回の記事でも記した通り、東京生まれの私ですが、案外昆虫、動物大丈夫で、特に昆虫が好きだった時代もないですが、多くの女性が絶叫するゴキブリも発見した場合は、静かに対処することができます。
何十年も虫や野生動物とはお会いする機会のない生活をしておりましたが、石垣島で一番多く会ったのはヤモリ!
一番最初に一ヶ月滞在したAirbnbでは、ビーチ沿いの為かどういう訳だか室内にヤモリがいることまでありました。笑
毎晩部屋の灯りに魅了されてなのか、窓硝子には数匹のヤモリ。外階段にはヤモリ&カエル。
夫ペーターは、スイスという自然溢れる国で育ったくせに、室内のヤモリを捕獲するのは毎度私で、

私「たまには捕獲してよ」

ペーター「ヤモリそんなに好きじゃないんだ」

私「私だって好きだったことないけど?」

という会話をヤモリ、蜘蛛、アリなど様々なパターンで沖縄滞在中何度も繰り返しました。
結論、夫は役に立たない。笑

石垣島ではいくつかのAirbnbに滞在しましたが、新旧やグレードはあまり関係なく、ヤモリ、ムカデ、アリ、蚊等はどこの家でもやって来る可能性があり、虫刺され対策は準備しておいた方がいいと思いました。
人生で初めて買ったちょっと高級なムヒが非常に役立ちました。

島のスーパー

スーパーはもっぱらマックスバリュを利用し、気分によって、他のスーパーや「ゆらてぃく市場」でフルーツを買ったり、無人販売所で野菜を買うこともありました。

東京で購入していたメジャーでどこでも購入できるようなメーカーや商品が置いておらず、代わりに九州の商品が多く取り扱われている印象で、配送料の問題か全体的に高めだなぁという印象。
沖縄県の賃金は東京に比べて高くないのに物価はずっと高くて、学校は高校までしかないので、大学以降は島を出るしかなく、子供のいる家族はなかなか大変だなぁと思うことも。

ちなみに同じマックスバリュでも店舗によって微妙に取り扱い商品が違ったりするので、ほしい商品に応じて、行く店舗も変えました。
個人的に、魚介類は北へ行けば行くほど美味しいように思うので、自然とそれ以外を食べることが増えた印象。

気になるスキンケア、メイク事情

前回の記事でも記したように思いの外厳しい気候の為、メイクを諦めた私ですが、地元の方も非常にナチュラルで、薄化粧の方が多いように感じました。
ちなみに沖縄県は硬水の為、肌荒れしやすく、紫外線も強いので、男女関係なく、紫外線対策や保湿をするのがおすすめです。
日焼け止め等の紫外線対策はドラッグストアだけでなく、様々なところで売っているので、困ることはないと思うのですが、メイク用品はかなり限られていて、デパコスは売っているところがない上に、どこから何を買っても送料が高額なので、必要に応じて事前に購入しておくことをおすすめします。
ファンデーション等はネットで色を想像して買うのは難しいので、ドラッグストアやドンキホーテで販売しているものを利用されている方が多いのかもしれないですね。
スキンケアやメイク用品は、一個の店舗で色々全部あるって感じではないので、希望のメーカーや商品に応じて、いくつかの店舗を回れば購入できます!

石垣島の大家族

石垣島の家族には、とにかく子供が多い!
私の周りでは、東京やスイスでも家族に子供は0人から3人くらいで、それ以上は街でも見かける機会が非常に少ないように思いますが、石垣島では5人兄弟みたいな家族を頻繁に見かけました。
日本って少子化じゃなかったっけ?と思うほど、たくさん子供を見かけましたが、みんな賑やかで楽しそうでしたし、島の人がみんな子供に優しいなぁと思うことが多く、自然が多いのも子供にとっては素晴らしい環境で良さそう。
東京では大人だけの社会にどっぷりでしたが、社会に子供がたくさんいるって、社会全体が元気になるって感じがして、なんだか良かった。

結局、石垣島の何が良かったのか?

ずばり「人」
東京やスイスにいて、他人と話すことって、本当にないけど、石垣島ではどこに行っても人と話す機会があって、思いやりのある人が多かった。
地元の人も移住してきた人も何となく日々会話したり、普通にみんなと挨拶する生活が本当に心地良かった。

いまどき夜21時の暗い夜道に、知らない女と外国人の大男二人組にわざわざ挨拶してくれる女子中学生っています!?
ビックリして、私が戸惑っちゃった。笑
でも、そういう当たり前の事がとても嬉しかった。

私が子供の頃は、近所に住んでいる人を知っていたし、挨拶や会話もあったので、そんな頃を思い出して、とても懐かしい気持ちになったし、石垣島では観光客も含め、なぜだかみんな世間話をしたり、助け合いたくなっちゃう雰囲気があるみたい。
夫ペーターも日本語のわからない自分にも親切にしてくれる人の良さを感じ、すごく居心地の良さを感じたそう。
ちなみに沖縄本島や宮古島では同じことは起きなかった不思議。

自然の好きではない私が、東京に比べて不便な石垣島で、楽しみたかったメイクやオシャレを楽しめず、紫外線を恐れて生活しながらも、とっても楽しく、良い思い出がたくさんできたのは、石垣島の人の魅力があったからだと思う。

これからも変わらず、みんなが健康で幸せでいてほしい。

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