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乳児の低栄養

ボリビア飯も最近、見慣れてきた( ↑マハディートというリゾットのようなもの)。

自分の要請に、母子栄養(妊産婦の妊娠合併症予防と、乳幼児の低栄養)🤱🏻もあった。

ふくよかなボリビア人や元気な子供に見慣れて、「低栄養」がそこまで実感できず、深刻に捉えられてなかった。

病院にある、子どものワクチンの冷蔵庫。
ユニセフと日本からの寄付である表記つき!

でも今週、1才未満の赤ちゃんを抱っこしたお母さん(ボリビア人)が2人栄養相談室に来た。
赤ちゃんは低栄養(たぶん低体重)と、貧血と診断されていた。

今まで乳幼児の栄養について勉強はしていたけど、栄養不良の赤ちゃんが実際目に前に来ると、少し焦る😥

お母さんは真剣そうに聞いていた。途中、目の前で授乳もしてびっくりした笑
赤ちゃんは、やっぱりかわいい🙈

食事(離乳食)の聞き取りをした。

・赤ちゃんの食欲がないと、炭水化物(芋のピューレ、薄めたお粥)より、野菜や果物を刻んだものを多くあげていたそう。
理由は野菜や果物の方が栄養があるから、と。

→ エネルギー(カロリー)不足?
成長に必要なそもそものエネルギーが足りないからか、体重が増えづらい🥲

・紅茶を3食あげていた(カモミール)。
一般的には赤ちゃんにハーブティーをあげるのは1才前後からで、濃さは半分に薄める。
→ ハーブティーあげすぎ?

血液検査の数値(手書き)が読めず、正直何を言ってあげればいいか、全然わかならなかった。本当にスペイン語頑張らないとやばい😂

対面の相談で分かったのはそれくらいで、とても反省した。

あと日常生活で気づいた事

・離乳食や育児に関して、書籍やサイトが日本のに比べて見づらい。イラストや写真が少なめで文字ばかり😳

・ほうれん草🥬(葉酸)
売ってるけどみんな食べない。食べると答えた数人にどう食べてるか尋ねると、スープに入れてると。

八百屋さんの様子

ほうれん草含めて全て野菜は、サラダか、スープでしか食べないらしい😣
日本だと、お浸しや白和え🥬とか…他の野菜では漬物、煮物、野菜炒めなど、色々料理がある🇯🇵

・牛乳🥛(カルシウム)
紅茶、コーヒー、お菓子のつなぎに入れる程度しか消費しないらしい。
シチューのような料理がボリビアに存在しないし、朝やお風呂上がりに飲む習慣もない。朝はみんな紅茶🫖(と砂糖)。

学校の給食で牛乳が出たり、お風呂屋さんに必ず牛乳が売ってる日本🇯🇵とは、全然違う価値観だった♨︎

チーズ🧀は人気だけど脂質もあるし、いっぱい勧めるものではない。

ヨーグルトは、甘い加糖の商品が売ってる…。
ビフィズス菌、アロエヨーグルト、牧場の朝…のように種類は全然ない。また食べたいな笑



逆に、こちらでよく消費されてるインゲン豆🫘を偶然調べたら、食物繊維の他にも鉄分、カルシウムが豊富なことがわかった。
知らなかった😳🫘 地味にすごい!


妊産婦の活動については
①離乳食をもう少しわかりやすく啓発していくこと。
②豆の栄養を伝える。
③ほうれん草・牛乳の消費量を増やす。
という活動ができないかな〜と思う🤱🏻

知り合いの看護師の娘ちゃん。かわいい
🩷みたいになった

育児したことないけど。笑
ありがとうございました、また書きます。


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