政治哲学・個別哲学
新約聖書は政治哲学でもあるのです。
神 :reign君臨する
女子:rule権威を示す
男子:govern統治する
ポリスπόλιςとよく似た「πόλος軸」は英語のpoleでお〇ん〇んなので男性なのです。
これらを掛けたり足したりするのがpolitical philosophy政治哲学なのです。
ヨハネ1:2と同じなのです。ポリスは子供と信仰の君臨と政治の権威・統治に因る民主主義なのです。『けものフレンズ』というように、動物はポリスの一部ですが君臨者なのです。
ビオス・ゾーエー・プシュケー
木村敏は精神分析学者ではなく精神病理学者なのです。全然違うのです。類似を見つけて総合し直観する芸術と哲学と精神分析は、違いを見つけて分析し理解する学問の対極にあり相補します。精神病理学はまっとうな学問ですが精神分析学なるものは偽学問なのです。総合と分析の弁証法が研究者のフェティシズムではない知識を生むのです。
ゾーエーは動物の命ですが、ポリス的人間になって初めて個人であり「死ぬ者」なので、アガンベンのゾーエー解釈である「剥き出しの生」は不死であり、木村の解釈と一致するのです。小松の言うような逆転はないのです。また小松の指摘どおり「生物的な生」と「家の領域で再生産・存続されるべき生」は等価なのですが、ゾーエー:目的とストルゲー:目的因を区別できておらず、また小松の解釈ではアガンベンは(木村もだが)ビオス:作用因とポリス:目的因を区別できていないのです。
このように、矛盾に第三項を加えて発展させ解消するのが弁証法なのですが、第三項を見つけるには分野外に出る必要があるのです。大衆文化、とくにまんがやアニメは神話的・宗教的なものをよく保存しているので、ヒントの宝庫なのです。
ここでは古代ギリシャに確実にあったアリストテレス哲学にゾーエー・ビオス・プシュケーをあてはめているのです。一般的な想定は知ったことではないのです。
カロス・アガトス・σοφόςソフォス
性質「καλόςカロス・アガトスᾰ̓γᾰθός・ソフォスσοφός」は男性なのです。
「ᾰ̓ρετή徳」はこの三つを性質を備えているのです。政治も芸術や信仰も徳がもたらすのです。政治は男性ダイモーンの自己愛:形相因を抑えますが、芸術や信仰は自己愛をやはり男性ダイモーンのエロース:形相因に変える働きがあるのです。弁証法の逆回転の抑圧サイクルではエロースが自己愛に変えられるのです。
男子の政治哲学political philosophyは愚か者:質料を魂:形相にする思考:形相因ですが、女子の「particular philosophy個別哲学」つまり芸術は徳:作用を幸福:目的にするフィリアとストルゲー:目的因であり、アーレントの「活動」なのです。ちなみに「parti割れ目の-cular粒の」なのです。
キュアグレース :ストルゲー;熱;カロス
キュアフォンテーヌ:思考 ;冷;ソフォス
キュアスパークル :フィリア ;熱;アガトス
キュアアース :あなた ;地
ラテ :神 ;水
プリキュアなのでエロースは表には出ないのですが。
徳は熱と冷の間にあるので作用なのです。
新約聖書では二周目の全て:形相因は男女から《神》へとつないでいましたが、ここでアエテール:第一質料プリマ・マテリアにつなぐように変えると、メビウスの帯のような表裏がないループになるのです。
これでやっと徳と幸福を適切に位置づけられ、間にある熱:目的因はカロスとアガトスが相当するのです。あなた:資料を神=言:形相にするのは冷のソフォス:形相因なのです。
答えは最初からあったのですが、プラトンがややこしくしたのです。
8相サイクルは裏表がつながるメビウスの帯になりますが、一周目は神、二周目は男女なのでした。つまり形而上学なのです。
最新脳科学
この本は著者の解釈には誤りも少なくないのですが
ヒア&ナウ系:熱;形・総合・芸術・哲学・精神分析
オキシトシン系 :アガペー・ストルゲー;分節
セロトニン系 :フィリア ;観察・連想・直観
ドーパミン系:冷;意味・分析・学問
欲求ドーパミン系:自己愛・エロース ;予測
制御ドーパミン系:思考 ;推論
制御ドーパミン系は欲求ドーパミン系のメタシステムなのです。自己愛=執着の反対はアガペー=神の愛なのです。感覚や感情の大半は欲求ドーパミン系が生むのです。ヒア&ナウ系とドーパミン系が互いに抑制すること、ア〇メは脳の支配がドーパミン系からヒア&ナウ系に移った際に感じられることは最新脳科学で明らかにされているのです。
《言》はアイI,Aye,eye(シsea,see)テルtale,tellなのです。我ながら出来すぎなのです。プラトン以来のスジ哲学はホントにホントにこんなだから!
CPT対称性は「鏡像世界の」熱エントロピーと情報エントロピーを結びつけるのです。まあ鏡像宇宙もわれわれの宇宙も結局同じものなのですが。単純な時間反転であるT対称性は破れているため、ある時刻Tにおける切断面は鏡像宇宙とわれわれの宇宙で少し違うものになるはずで、この差が時間や空間の感覚の源かと思われます。
どうやら宇宙の根本的な法則は「エントロピーの保存」ではないか、という研究もあるのです。