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【応用編】在廊時の接客
※この記事は基本編・応用編・アート初心者への配慮編に分かれますが、単独でも読めます。
常連客だけを相手にしていればいい
購入意思のある人だけを相手にしていればいい
そんな姿勢の接客応対がアートの敷居を高めているということを主張してきた。
今までの「一見さんお断り」の風潮を打破すべく、
今回は接客応用編を提案する。
作家が在廊するにあたって、マニュアルは特に用意されておらず、経験を重ねて独自のやり方になっていくものである。
画商も販売員も、人脈形成や美術作品の知識はあるものの、一般的な販売士の基本スキルを身に付けないまま独自のスタイルで何十年も歴を重ねてきている場合もある。相手をするのは常連客が中心なのでホスピタリティーに気を遣うこともあまりないのだ。しかしアート大衆化のこれからは、アート初心者や一見さんにも常連客にも同様のおもてなしの姿勢で接客することが必要である。
本来、接客はホスピタリティの重要性が求められる。以下のスキルを身につけることで、来場者に満足していただける接客を提供することができるだろう。ぜひ参考にしてみていただきたい。
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