カヤトーストに拘る!
カヤトーストは、シンガポールの朝食での定番中の定番です。マレーシアではナシレマとか超強力なライバルが多いのですが、それでもコピティアムでよく食べられています。
そしてわがニッポンでも、少しずつ認知も向上してきているようです!カヤトースト、頑張れ!!普通に食べられるのが、①丸の内のYAKUN KAYA TOAST ②日本橋馬喰町のマレーカンポンコピティアム。
①
②
どちらのカヤトーストも大変おいしいのですが、中のカヤジャムだけを比較してみます。
①ヤクン
②マレーカンポンコピティアム
①はグリーン系、②は茶色系ですよね。
カヤジャムは、卵黄、ココナッツミルク、砂糖を煮詰めて作ったジャムで、パンダンリーフから抽出したエキスを注入することもあります。そして、パンダンリーフが多いとグリーンになるのです。
グリーン系をニョニャ(プラナカン)式、茶色系を海南式と言われます。下記に詳しくご説明と食べ比べをしてもらっています。
あれっ、そもそも、カヤトーストの文化は、海南人がシンガポールで、多数派である福建、潮州の人々よりも後発として地場を固めていく中で、苦労して作り上げた文化ではなかったでしょうか。
例えば下記、「ヤクンの歴史」。シンガポールの歴史の中で、非常に重要な一角ではないかと考えます。
それでは、ニョニャ(プラナカン)は、そこにどう歴史的に関わってきているのでしょうか?
そして、カヤトーストを提供する非常に多くの店は、どちらを採用するのか?①と②とで明確に分かれるものでもなく、自家製であればパンダンリーフを使う量で①寄り、②寄り、といった感じかもしれません。
例えばカヤトースト大手チェーンのひとり、「TOAST BOX」では2種類のカヤジャムを販売しています。TOAST BOX で話を聞けば、重要なポイントを教えてくれるのかもしれません!
上記はあくまでも「カヤジャム」に特化した検証です。もっと全体を見ようとすれば、パンの「カリカリ感」「ふわふわ感」、バターの量とバランス、飲み物の特徴、もっともっとたくさんありますね。
下記サイトではたくさんのポイントを紹介してもらっています。
ああ、行くべきところが多すぎて困っています💦💦。