ヨーロッパで初めてのインド料理 In Barcelona
前稿のマレーシア料理に引き続きまして、インド料理も体験しておきたく、時間の都合もあって近場でたまたま発見したところに行ってみました。観光においてトップクラスのブケリア市場のすぐ隣です。
Preet Indian Tandoori Restaurant
諸事情で一人飯です。やっぱり単品でビリヤニにしました。
何だろう、「ビリヤニ」とは少々違っているような気はします。
写真は撮れなかったのですが、店にはインド系よりも、中東・アフリカ系のお客さんが多かったようにも見え、何となくですがそこが影響しているのかも。少々否定的な言い方になってしまうかもしれませんが、「カレーピラフ」を思い出させるような。
店内の「空気」も私には独特でした。日本のインド料理店の空気感とはかなり違います。なかなか日本においてはアフリカ系の方々の空気感は馴染まないものだと思います。やっぱりスペインは「ヨーロッパ」であり、「アジア」との根本的な違いを多々感じた旅、でもあります。
歴史的な展開ももちろん大きいのですが、移民の事情も影響するように思います。少々古いデータではありますが、下記を載せさせていただきます。アジアからは中国のみなのですよ・・
街中を歩いていても、掘りの深いスペイン人と北欧の典型的な白人との違いは分かりやすいのですが、南米諸国の人々なりヨーロッパのそれぞれの国の人々との違いは実はよくわかりません。(外国の方々が日本人と韓国人、中国人との違いがわからないのと同様)。ただ、多民族多文化を受け入れている(最近はその割合が増えているようです)状況は理解できます。実際短い時間での偏った感覚なのかもしれませんが、特に飲食店、ホテル等サービスの方々の、観光客への対応におけるスマートさ、親切さは強い印象を受けたものです。ただ、そのホスピタリティーの精神が、私がこれから行くマレーシア(及びアジア諸国)とは、かなり違っている、ということかもしれません。
でも、やっぱり、前項のマレーシア料理と同じになりますが、ぜひ「本場」の味を、頑張って広めていただきたいように、勝手ながら思います。たぶんゆっくりでも、世界はそういう「お互いの尊重と融合」の方向に動いていると感じます。