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スパイスカレーの名店「魯珈」にようやく行けました

 大久保の「魯珈」
 スパイスカレーの名店として全国でも有数の人気度ではないでしょうか。店はカウンターだけの6席。超マニアが集まるこの種の店は、正直敷居の高さもありがちです。まずは店に入店するのが大変です。「記帳」というシステムで、例えばランチは11:00~なのですが9:30から記帳スタート、といいながら、ある日は7:20に記帳を締め切っていました。えっ、一体いつ行けばいいの?何度目かのトライで、本日は8時過ぎに行ったところ、3人が既に並んでいた状況で、ああ、ようやく関門通貨できた、って感じです。実際の記帳スタートはその日々の状況次第のようですが、その日は9時頃でした。記帳しておけば、時間に店に戻るまでは自由時間です。まあこのくらいならいいか。(大きなオペレーションにしない限りはこの種の運営は非常に難しいのは承知です)

 メニューは下記です。一番人気は看板メニューの「ろかプレート」、店主さん拘りのカレーとルーローハンのどちらも楽しめる贅沢なワンプレートです。私は「選べる2種カレー」でチキンと野菜の2種を選びました。

 肝心のカレーの味。
 これはもう言うまでもありません。実は、自分でスパイスカレーを作る大きなきっかけとしてくれたのが、下記動画です。「ああっ、そういうことなのか!」が満載です。そんなわけで、「動画から展開された期待感」そのままの大変満足できるカレーでした。
 やっぱりホールから炒めたスパイスをふんだんに使ったカレーですよ!

 でも、たぶんそれだけではない。一度で全貌把握できるはずがないですよね。店主斎藤さんのほぼ驚愕させられる筆頭は、「固まるところがない」という点かと思います。そもそもが台湾の人気メニュー「魯肉飯」と「スパイスカレー」の二本を合体させてそれを看板メニューにしてしまうところが常人ではないのですが、日々の日常でしばしば行う幅広い食べ歩きなりTV視聴から得たインスピレーションを、すぐにご自分の回路に展開し、店で提供してみようと考える(定番メニュー以外に週代わりで限定カレーを出しています)。
 例えば私の大好きな「マレーシアカレー」及び「南インドカレー」。いつも安心のおいしさだと思うのですが「広がり」を求めるものではないような気はします。それが普通です。しかし「魯珈」では、たぶんそれぞれのメニューでそれぞれの新発見があるので、限定メニューを選べば選ぶだけ、その驚きは続くような気がします。

 そんな、店の「唯一無比」を簡潔に纏めたのが下記「魯珈6つのこだわり」です。いやあ、でも、キリがないですね💦。

 あっ、こんなことも書かれている!
「東南アジアのカレーも限定枠でお出しします」
 これを期待して、何回もトライしたのかもしれません。
 店主さん、動画のさわやかさそのままに、お客さん一人ひとりとのコミュニケーションを丁寧に取ろうとされています。
「東南アジアのカレーも大好きなんです」
 店主さん、ご自分の店を持つ前は、南インドカレーの超名門店「エリックサウス」で修業されたそうです。そんなところから東南アジアカレー好きに繋がったのでしょうかね。
 週次の「限定メニュー」。毎週水曜日に決められ案内されます。水曜日にXを見て、チェックしましょう!
 斎藤さん解釈の「東南アジアカレー」。とても楽しみです。マレーシアの旅で「同質」の味を体験できれば、そんな旅は最高になるのは間違いありません。


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