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アジア諸国、マレーシア、シンガポールでのコーヒー焙煎最先端!

 去年の11月に東南アジア諸国を走り回ったときのテーマの一つは「コーヒー、伝統VS革新」でした。その後、特に現地の「伝統」について深めながら、10月の再訪時に纏めたものをここで報告したいと考えています。楽しみです。

「伝統への尊重」をベースにしていくのですが、個人的にも関心が深いのはもちろん「革新」であり、「Speciality Coffee」に向けた熱意です。その点において、香港、深圳、ペナン、シンガポール、ホーチミン各地において「共通性」を感じられたのは大きな収穫でした。「Speciality Coffee」の店での提供において極めて重要な一つが「自家焙煎」だと思うのですが、どの地においても設備を備えた店を体験することができました。ただし、もちろんですが、旅行中の自分の都合で訪問した店で、ちょうど焙煎機を回しているかというと、普通に考えなかなかそうはいかない。「次回に焙煎の現場にぜひ立ち会いたい」そんな結論が数多くありました💦。唯一深圳で泊まったホテルの近く「AU CAFE ROASTERY」で「翌日に焙煎する予定ですよ」って言ってもらい、「見学できますか?」って聞いたところ、気持ちよく「OK」をもらった次第です。

 電子操作を大きく取り入れたキカイに向かう焙煎氏さんの熱い目。これがすべてなのですが、残念ながら正直に言えばこちら側の素養も十分ではなく、かつ言葉の問題もあり、「それ以上の会話」に繋げられることもできなかったのです。

 例えば、現在の日本で「Speciality Coffee」の最高峰に君臨するバリスタさんは間違いなく粕谷哲さんだと思いますが、粕谷さんの提供するすべてのYouTube動画その他すべてが示唆に溢れたものであるのはもちろんながら、更に衝撃を受けたのが、「ここまで出してくれてもいいのですか?!」といいたくなる程の焙煎光景での潤沢な説明です。

 ともあれ、一番の核は「この生豆をどう焙煎するのが一番おいしくできるのか?」と言う点だと思うのですが、この点を一つの基準として、それぞれ訪問させていただいたコーヒー屋さん、バリスタさんと、できるだけの会話をしてみたい!(残念ながら今回はスケジュールの都合上深圳には行けませんが、マレーシアを中心にシンガポール、ホーチミンにて)。

 しかしながら、再び正直なところ、このレベルに向けた会話は荷が重すぎなのでしょうが、まあ、意気込みということで。
 それではこんなポイントはどうでしょう?
 「その場で焙煎」の、都内でも有名な豆の販売店YANAKAさん。

 お客さんが自分で好きな「焙煎度」を指定できるのってスゴイですよね。ただ推奨を注文してもいいのですが、少しでも店員さんと会話ができると、方向性としては、
「この生豆をどう焙煎するのが一番おいしくできるのか?」と同じになると思うのですよ。

 さあ、そんな方向性の中で、マレーシア、シンガポール、ホーチミンでの、コーヒー屋さん、焙煎氏さんとの会話を、できるだけ楽しんできたいと思います!

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