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バルセロナで買ったTORREFACTOコーヒーをベトナム風に淹れてみる

 たまたま発見したスペインのTORREFACTO. なんでもスペインの内戦時代に「抽出増大」を目的に焙煎時に砂糖を入れる方式を採用したようです。スペイン以外にも中南米の歴史的にスペインとの関係性が強い国でも採用されているようなのですが、こっちはイギリスとの関係性でのマレーシアなどのKOPIとの共通性に、非常に不思議に感じました。二つの潮流はどこで交わったのか? せっかくのスペイン旅行ゆえに、源泉を探りたくてバルセロナのカフェで聞き廻りましたが、Specialty Coffee の店では「うちではTORREFACTOは使っていない!」と強硬に?反論されたり、伝統の店ではなかなかスペイン語でなければそもそもの意思が通じなかったり。苦労しました。まあいいや、いつか巡り合うでしょう。
 それでもかろうじて市内で調達できたTORREFACTOの豆。さすがCARREFOURですね。

 家に戻り、早速開けてみます。
 砂糖を入れた焙煎だけあって、黒光りしていますね。

 中挽きにしたらこんな感じです。

 そうだ! ホーチミンで、ベトナム式にコーヒーを淹れるFINを買ってきたので、これでベトナム式に淹れてみましょう!

 ベトナムのチェーン店トップブランドのHIGHLANDS COFFEE です。
 作法通りに、グラスの下部にコンデンスミルクを入れておきます。

 いい感じにできました。

 コンデンスミルクを溶かすと、家内には甘すぎでNGゆえ、ブラックでの上部のみ。私は「ベトナム風」で。

 普通に?ネルドリップでも淹れてみました。
 決して悪くはないです。TORREFACTOとはいえ、砂糖の量はそんなに多くはないのでしょうか。ブラックでも甘い!わけでもないです。
 丁寧に挽いて、丁寧に淹れれば、豆の幅広さはかなり許容範囲が広がるのかもしれません。
 もう少し、コンデンスミルクの量を調節して、「伝統式」を様々試してみたいと思います。

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