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ホームベーカリー研究部、第14回試作

『ドライフルーツパウンドケーキ』 


 今回は、以前も製作したことがあるドライフルーツパウンドケーキの製作です。そこに改良として幾つかのアイディアを試してみることにした。

アイディアとは、

  1. 薄力粉70%、強力粉30%の割合で調合(口当たりの変化)

  2. 卵白を泡立てて作るメレンゲを入れる(ふわっと感が生まれるか)

  3. ラム酒の増量(ドライフルーツを浸したラム酒活用)(香り)

今回はワンサイズ上のパウンドケーキ型(長さ20センチ)を使用しました。


製作

卵の黄身と米油と粉類を混ぜて生地を作るが、今回は生地の粘度が高く感じた。牛乳を少しずつ加えて、ラム酒と漬け込んでおいたドライフルーツを加えて混ぜ込むとようやく混ぜるのに力が入らなくなった。

ドライフルーツとラム酒を生地に混ぜ込み

ハンドミキサー(電動ミキサー)の力は素晴らしい。5分程度でメレンゲが生成できる。もし、手動だったらと思うと道具は偉大。

メレンゲ〜〜

 メレンゲと生地を調合すると、なんと扱いやすい粘度になる。型に流し込むのも楽である。メレンゲ様の影響は大きい。

パウンドケーキ型に流し込み完了

焼き


180℃45分に設定し、焼きに投入。今回は忘れずに竹串チェックを45分が終了してチャイムがなったのでやってみると。ほんのわずかに生焼け感を発見。そのまま追加で5分時間延長。

良い具合に、パックリと割れてくれた。

焼き上がり直後

しばらく放置してあら熱が取れたところで断面確認

断面チェック


混ぜ込んだドライフルーツが若干、下の方へ集まり気味。
メレンゲと生地を混ぜて型に流し込んだ後に、オーブンの予熱完了を10分ほど待っていたのが原因かも。時間管理は難しい。

断面チェック

実食


全体的にふんわりとした食感。これはメレンゲの影響で期待通りの効果。薄力粉に強力粉を加えた効果は周りの耳の部分(外周の色が強いところ)の食感が食パンの耳に近い感覚を感じた。この感覚は好きなのでこちらは期待以上の効果。ラム酒の影響、暖かいうちはラム酒の香りを感じる。冷めた状態ではあまり気にならないが、レンジで30秒加熱するとラム酒の香りが立って良い感じとなった。

実食

今回は成功と呼べる結果を得られました。パウンドケーキに関してはメレンゲを使っていくことにしましょう。オーブンへの投入までの時間管理は予熱時間と作業の時間進行を見直すことでもっと良くなると思う。

次回以降の製作予定

  • 甘納豆+抹茶パウンドケーキ(改良タイプ)

  • チョコレートマフィン

  • ケーサクレ(ミックスベジタブルとソーセージの甘くないマフィン)

  • 台湾カステラ(再々チャレンジ)

    などなど

やはり何でも数をこなさないとコツやヒントは気づかない。

続く、

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