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技術士総合監理部門への挑戦

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技術士総合監理部門を受験すると決めてから現在進行形で起きたこと、気になったこと、体験したことを書いたものです。
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技術士総合技術監理部門への挑戦『第14回』

令和6年度の技術士二次試験(総合技術監理部門)を受験しました。今回はその感想を中心としたお話です。 試験の前日に受験地の福岡へ向かいました。数日、天候が悪く線状降水帯が鹿児島から福岡あたりに発生するかもしれないという天気予報でした。大雨になると九州新幹線は運休する可能性がありました。幸いなことに線状降水帯は長崎県の五島付近の発生しましたが、直ぐには新幹線へは影響が出てこないので無事に福岡(博多)に到着。博多は蒸し暑い曇天。 試験当日、朝から雨で福岡県に線状降水帯が発生する

技術士総合技術監理部門への挑戦『第13回』

令和6年の技術士二次試験(筆記試験)まであと二週間程となりました。これから新しい内容を勉強することはなく、これまでの再確認に専念する時期。 再確認といえば、過去の総合技術監理部門の筆記試験(記述式)の解答例を読んでいたら部門を問わず意外な共通点を見つけた。とても細かいことなんだけど気になって技術士試験案内と技術士倫理綱領を確認すると、なるほど、、、と納得するもの。 技術士倫理綱領 【前文】 技術士は、科学技術の利用が社会や環境に重大な影響を与えることを十分に認識し、

技術士総合技術監理部門への挑戦『第12回』

10月31日の早朝に、日本技術士会のWEBページに夏に行われた二次試験の筆記試験の合格発表がありました。受験番号が書かれた受験票がすぐには見つからなかったので、通知が郵送で届くから見なかった(見るのが怖かったこともある)。 翌週の11月6日の午前中に結果が届いた。恐る恐る開封すると、 (B)不合格 と判定が書いてあった。 ダメだったかぁ、、、 気を取り直し、択一試験の正答確認をすると、40問中23問が正解。正答率が57.5%、60%の合格基準に対して1問不足。論文試

技術士総合技術監理部門への挑戦『第11回』

技術士二次試験、総合技術監理部門の記述式問題の再現解答。問題用紙の脇に書いたもので、実際の解答用紙には一部内容を変更しているものもある。この通りに書いたわけではないが骨子はこのように書いた。 技術的な要素よりもリスク管理やリスクへの対応などが主である。 記録としてのポジションでnoteに書いておく。

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技術士総合技術監理部門への挑戦『第10回』

 7月16日(日曜日)に技術士総合技術監理部門の二次試験(筆記試験)を受験しました。試験の感想などについてお話しします。総合技術監理部門の筆記試験は択一式問題が午前中にあり、記述式(論文形式)が午後にあります。択一式は40問で二時間、記述式は1問(中身は更に章ごとになっているので合計5問相当)で、三時間半です。  私は九州に住んでいるので受験地は福岡県を選択しています。昨年も受験しましたけど、受験会場は福岡工業大学(福工大)、博多からJRで15分ぐらいの距離にあります。試験

技術士総合技術監理部門への挑戦『第9回』

Notionを使った『総合技術監理 キーワード集2023』のWikiが完成しました。完成までには約1ヶ月半ほどかかりました。 そのうちのある1ページはこんな感じ。 この先はipadやiPhoneで閲覧しながらお勉強。 作ってみて感じたのはNotionは色々なものを作るのに便利。 ちょっとずつ考えてみようっと。 つづく

技術士総合技術監理部門への挑戦『第8回』

『総合技術監理 キーワード集2023』が資料として公開されていたので早速キーワードを細分化してまとめたWikiの作成を始めました。 2022年の受験準備に際してはキーワードの細かい内容まで調べる時間がなかったので資料は作成しませんでした。結果的には選択問題で???と思う問題が続出したので2023年の受験準備としてこのキーワード集の細分化とまとめを作成することにしました。 作成にあたって、どのような形と運用形態とするかについて考えて色々と探したところ、Notionを使って作

技術士総合技術監理部門への挑戦『第7回』

先日、発表のあった技術士二次試験筆記試験の結果通知が届きました。 詳細な点数はわからないけど、50%程度はあったと思う。 来年は合格を手にします。 続く

技術士総合技術監理部門への挑戦『第6回』

今日(2022年11月1日)の早い時間(午前6時ごろ)、文部科学省と日本技術士会のWEBサイトに合格者の受験番号が公開された。 結果は 試験後の感想と直感通りで『不合格』 これについては異論はなく納得しています。 成績開示が請求できる時期になったら請求して評価結果を確認する予定です。 選択問題は自己採点で内容はわかっていますが、記述問題(論文)の方の評価の点数が気になります。 準備不足の一言に尽きますが、時間的な制約からの準備不足の感覚ではなく努力の方向性がズレていた

技術士総合技術監理部門への挑戦『第5回』

今回受験した技術士総合技術監理部門の二次試験(筆記試験)についての総括です。反省と来年の試験への準備について現時点で考えた内容をまとめてみました。  技術士総合技術監理部門を受験した感想(総括) 概略 機械部門を受験した時と同じようなレベルで準備した。率直な感想は全体的に準備不足と感じます。感触としては総合で50%程度の点数で有れば上出来と思う。他の部門よりもレベルというか要求グレードが高いことが試験を通して理解できた。思考だけではなく知見と実識(実際に経験した事で得られ

技術士総合技術監理部門への挑戦『第4回』

試験当日のお話。 受験会場の福岡工業大学のA棟内の4つの教室を使って試験が開始されました。 一つの教室にだいたい50人ほど。という事はこの日、総合技術監理部門を受験した人はおよそ200人。 午前の択一問題は選択に悩む問題が結構ありました。 明らかに計算問題は試験が終わってからミスをしたという自覚があった。 午後の論文問題は、昨年までの問題の構成に比べて1ランクか2ランクアップした感じが否めない。DX化についての取組が問題。 一応作文はしたものの総合技術管理部門の5つの管

¥1,000

技術士総合技術監理部門への挑戦『第3回』

試験日まで一週間を切りました。 これまでは神奈川県で受験してましたけど、引っ越しにより受験地が変わりました。今回は福岡県、試験会場は福岡工業大学。 試験日の前日に福岡へ移動して、その足で福岡工業大学へ行き博多駅からの距離感というか移動時間の感覚をまずは掴む。 その次は太宰府天満宮へ神頼みと、昨年に合格したことのお礼参りに行く。 『試験は実力で〜』 という声も聞こえてくるけど、すがることができるものには、準備はしつつ何でもすがるが自分の試験対応方針なのである。 気持ち

技術士総合技術監理部門への挑戦『第2回』

5つの管理を調整しつつマネジメントする人って?総合技術監理部門は技術士の他の部門と異なり、5つの管理をトレードオフしながらプロジェクトを進捗させていくポジションというか立場で運営・運用する人。 5つの管理とは、 経済性管理,人的資源管理, 情報管理,安全管理,社会環境管理 のことが色々なところに書かれている。 書いてあることは分かるんですけどね、なんかこう具体的なイメージがしずらい。 この人について具体的なポジションというか人物はイメージできないか考えてみた。思いつい

技術士総合技術監理部門への挑戦『第1回』

技術士(機械部門)に合格して一年が過ぎました。日本技術士会主催のセミナーをいくつか聴講していたら総合技術監理部門を保有している方々が数多くいらっしゃる。次のステップとして総合技術監理部門にチャレンジしてみようと思った。 これからNOTEに試験本番までに起きた困難や、受験において気がついたことを記録していこうと思う。 Macは門前払いですか?4月1日に日本技術士会のサイトに令和4年の二次試験の願書ファイルと受験解説のファイルがアップされた。願書ファイルは圧縮ファイルで中身はマ