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王母の眼を持つ楼蘭=子翠の生む男子だけが、選択の廟で正しき道を選べたはずだった

 サンデーGX版の『薬屋のひとりごと』が、原作ヒーロー文庫版4巻のクライマックスの部分を描いている。というわけで、楼蘭=子翠が持っていたであろう王母の眼のことに触れておきたい。なぜなら彼女だけが、帝の要件を持つ男子を生むことができたのだから。 「王母の眼」とは、X連鎖劣性遺伝である赤緑色覚異常の色覚特性のことだ。作中では楼蘭がこの色覚特性を持っていることが暗示され、猫猫楼蘭が王母の眼を持つ可能性に気づく。  上の画像は、スマホアプリ「色のシミュレータ」を使って撮った、ヒト

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