令和の高価格設定ポジショニング
コロナ前、平成の終わり頃、「20〜30万円程度」の価格設定が、『高額サービス』と言われていました。
そうして価値をしっかり作り込み、お客様に届ける(成長・変化してもらう)ことで、ひとつの『ブランディング』が完成していました。
このやり方でうまくいった手応えのある人は、令和の今… おそらく、あまり手応えがなくなってきて、不安になっているのではないか?と思います。
「自分よりすごい人も増えてきたなぁ」なんて感じませんか?
これ、当たり前です。
コロナ禍で、起業家が増えたから。
⒈ 個人起業家が増えた理由
「なんのためにこの会社に出勤するんだろう?」
コロナ禍において、そんな冷静な問いが生まれてしまった。
また、テレワーカー(移住者)が増えた。
そうすると、オンライン上の発信も当然増えますよね?
a.『平成マーケティング』はもはや基礎理論
となると、「従来の勝ちパターン」を踏襲する人が増えますから、今『20〜30万円の(かつての)高額サービス』って、“ 最低ラインレベル ” になっているはずなんです。
「スマートフォン」にたとえるなら、2000年代(Before 2010年)スマホを持っている人は少なかったですから、持っているだけでなんか — 小学生の頃の、交通事故で松葉杖を使っていた少年みたいに目立って — ちょっと人気者になれたじゃないですか?
でも今、「スマホ」ってみんな持ってますから、それが当たり前で、周囲との違いにならないんです。
— というように、コロナ前の「マーケティング戦略」はもう、みんなの予備知識、基礎リテラシーに成り下がった(起業の世界の豊かさが上昇した)わけです。
⒉ 令和の今、本当の『差別化・競争力』になるもの
ってことは、僕らが、『本当の差別化』『価値の提案』として必要なことはなんでしょうか?
僕らはもう、「よりよい平成」(平成 Ver.2)を求めていない!
と僕はずっと言っています。
『新しい世界』としての『令和』を望んでいます。
b.「よりよいサービス」が売れない理由
「よりよいカラーテレビ」
…もっと薄くて、もっと高画質・高音質で、その代わり、5倍の価格のテレビなんて、要らないんです。
そこまでグレードアップするために5倍のお金を払うなら、今のテレビで十分だし(僕の部屋にテレビないですけどね)、そのお金を他のことに使いたい。。
「よりよいサービス・商品」は、僕らは求めてない。
c.『心から望む人生』に懸けたい
でも、『心から満足・納得できる人生』のためなら、お金を喜んで払う。
「払う」というより、平成時代の『働きかた』『暮らしかた』で満たされなかった、「魂の領域を満たしたい」と感じている。
そのためならおよそどんなハードルも、超えていける。
それが、『5次元世界』ってことです。
「今、つまらない人」は、そのミライもつまらない。
「今の仕事」がつまらない人は、ミライも必ずつまらない。
「今の暮らし」に幸福を見出せない人は、ミライも必ず不服。
そんな人に、「超高画質テレビ」を、現金キャッシュバック付きで、売り付けたとしても… 彼らの『人生』そのものは、決して幸せになりません。
何が、本当に必要でしょうか?
『本当に望む生き方』です。
平成になかった、『働きかた』または『暮らしかた』の提案。
⒊ 平成までになかった本当に心地いい『働きかた』『暮らしかた』
平成までは、「より上」「より長く」「より安全」「より安泰」といったものが売れましたが、そもそも僕らは、『平成という枠組み』に今、閉塞感を感じているのだから、「枠組みを壊したもの」でなければ、『令和のブランディング』として、意味を、価値を持ちません。
それが、『5次元世界としての、新しい働きかた・暮らしかたの提案』なんです。
「HSPの人は、ふつうの人たちみたいに働けないから、常識を壊して、非常識に快適に暮らして、でも、めっちゃ価値を提供できればいいよね!」
(そのスタート地点において、大人だろうと自立する必要はない!と僕は唱えています。)
「どこかに所属したり、大きな資本力のあるところに依存する働きかたじゃ、楽しくないから、ナレッジワークと組み合わせ、統合した『アートビジネスモデル』が、令和の個人アーティストの幸福な生き方だよね!」
「親との繋がりや、貧乏マインドを超えていくための学びってなかったよね。じゃあこの『Money Free 理論』で、お金から自由になって、この人生・世界を楽しもうよ!」
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