「バストサイズが小さい」「ブラジャーなんて何を着けても一緒」と思っているアナタへ。実は…
インスタライブ、6/2配信テーマは『プチ胸もバストが変わる!?ブラ選び』です。
皆さんはブラジャーのサイズを選ぶ際、自分の体のサイズをきちんと測って選んでいるでしょうか。
もしかすると「自分はこれぐらいだと思う」といった感じで、何となくサイズを選んでいませんか?
HEAVEN Japanの試着体感サロンで調べたところ、お客様の約80%は間違ったサイズのブラを着けているというデータが出ています。
その中でも、小さいサイズのブラを着けていたケースが非常に多く見られます。
今回は「入社前は私たちもプチ胸だった(と思い込んでいた!)けど、変わったよ!」というスタッフオールスターでお届けいたします。
*2人とも(画面外にいるスタッフも含め)HEAVEN Japan入社前は、全然合っていないサイズのブラを着けていて、プチ胸だと思い込んでいましたが、HEAVEN Japanでしっかりフィッティングをして、正しい知識をつけたら予想以上にカップサイズがあったという前提でお読みください。
プチ胸だと思い込んでしまう、サイズを間違ってしまう理由
例えば、なみさんの場合、ヌード時のトップサイズは83cm、アンダーサイズは73cmで、トップとアンダーの差は10cmです。
こちらはカップサイズの目安表です。
なみさんのトップとアンダーの差は10cmなので、この目安表で言えばカップサイズはAになります。
そしてアンダーサイズが73ということで、A75がピッタリのブラではないかというのが予想されます。
しかし、なみさんが愛用している『ビスチェリーナ』は、着用サイズはF70です。ヌード時とブラ着用時では、どうしてこれほどカップ差が出てしまうのか。
それは、ヌード時には、トップにあるべくお肉がアンダーにあるからです。
自分に合ったブラジャーを着けることで、背中や脇のお肉が集められます。アンダーにあったお肉がトップに行くことで、トップサイズが上がり、アンダーサイズが下がります。
つまり、トップとアンダーの差が広がり、カップサイズが上がるということです。
(試着体感サロンにて、フィッターにフィッティングしてもらうと「アンダーが減った!」という声を多く頂くのですが、要はこういうことです)
ブラジャーによってシルエットは変わる
バストサイズが小さいと思っていると「ブラジャーなんて、何を着けても一緒でしょ?」と思う方も多いのではないのでしょうか。
D70サイズのブラを着用している、モデルさんの比較写真を見てみましょう。
上から、ハリジェンヌ・タニマドンナ・ビスチェリーナの着用写真なのですが、同じサイズであっても、正面から見たバストの形、横から見た時のシルエットは全然違うと思います。
ハリジェンヌは、バストをグッと持ち上げるタイプのブラなので、バストもかなり高さが出てくるのではないか?と思いがちですが、横から見た時のシルエットは他のブラと比べて落ち着いています。
タニマドンナだと、高さもあって丸みのあるバストシルエットになるので、ゆーみん曰く、洋服を着た時のシルエットは美しいとのこと。
こんな感じで、なりたいシルエットや服装に合わせて、下着を替えてみるというアイデアも、ぜひ実践してみてくださいね。
カップの上にお肉が乗ってしまった時は?
カップの上にお肉が乗ってしまった時は、パッドが入っている時はまずパッドを抜いてみてください。
それでも溢れ出るなら、カップサイズを上げてみましょう。
それと、アンダーサイズもチェックしてみてほしいのですが、サイズを測った時に73cmと出ると、ブラのアンダーサイズは75を選びがちだと思います。
しかし、先ほどお伝えしたように、ブラを着用してお肉をしっかりしまうとアンダーサイズの数値が少なくなることが多いです。
なので、ヌードで測定した時に73の数値が出た時は、ブラのアンダーサイズは70を選んでみましょう。
カップのお肉が溢れるとなると、カップサイズのみに目が行ってしまいますが、実はアンダーサイズが合っていなくて、お肉が流れて溢れているということもあります。一緒にアンダーサイズもチェックしてみてください。
タニマドンナ着けて寄せてお肉入れると溢れる感じになってしまった時⇒カップサイズが合っていない?
溢れている位置によって変わるのですが、タニマドンナは、肉質が柔らかい人が着けると、お肉が下にたまって溢れてしまうことがあります。
肉質が硬めの人は合いやすいのですが、出産、授乳を経験すると肉質が柔らかくなり、合いにくいことがあります。
その場合ですと、ピッタリのサイズだったとしても、どうしても合わないことがあります。下にたまって溢れてしまう時は、別のブラを着けることをオススメします。
(カップ部分のお肉が溢れている場合は、先ほどの質問の回答である「パッドを抜く・カップサイズを上げる・アンダーサイズを変える」にトライしてみてください)
タニマドンナとブラッピングの違いについての質問もありましたが、一番の違いはレースの使い方で、ブラッピングはレース幅が広いです。
形は似ているのですが、着け心地の軽さはタニマドンナで、ブラッピングは少ししっかりめです。
なみさんは肉質が柔らかいためタニマドンナは合わないのですが、ブラッピングはバストがたまりにくく、レースでカバーをしてくれるので、比較的合いやすいとのことです。
産後、授乳で垂れてしまったバストは、ブラの正しい使い方で戻ることはある?
ブラを着用した状態だと、垂れてしまったバストを元の場所に戻せますが、ヌードだと元の場所に戻すというのは出来ません。
バストが下垂する理由は、クーパー靱帯が伸びてしまっているからです。
クーパー靱帯とは、コラーゲン組織で構成された繊維束のこと。バスト全体に張り巡り、乳腺を筋肉や皮膚に繋いでいます。
クーパー靱帯は、伸びると元には戻らないので、ブラを着けた状態だと垂れた状態を元の位置に戻せますが、ヌードの状態だと無理、ということなのです。
伸びてしまったものを戻すことは出来ませんが、ブラを正しく着用して下垂を防ぐことが出来ます。また流れてしまったお肉を戻したり、バストの輪郭もハッキリさせることも可能です。
またバストの下垂は、皮膚の乾燥にも原因があります。
バストはほとんど脂肪でできており、重さもあります。
重量の目安としては、Bカップ約280g、Cカップ約500g、Dカップ約780gとのデータが上がっていますが、ハリが失われた皮膚でこの重量を支えると、下垂してしまうのです。
なのでクリームなどでデコルテ、バストを保湿しておくことも大切です。
仕事中にバストを整える時間がなく、仕事終わりには浮いてしまう時の対策
色んなお仕事や業務形態、服装もあると思いますが、もしブラがズレてきてバストを整えたいとなった時は、トイレの個室、更衣室など、人目のつかないところで調整してみてください。
ブラをズレにくく、浮きにくいようにする対策としては
・サイズが合ったブラを着ける
(カップサイズもですが、アンダーサイズ!アンダーサイズが大きいと、お肉が流れてカップなどが浮いてしまう原因に)
・乾燥もブラがズレやすくなったり、お肉が流れてしまう原因になるので、クリームなどで保湿しておく
その他、ストラップの調整なども試してみてください。
ホックの調整について
HEAVEN Japanのブラジャーは、基本的に3列3段ホックです。(一部、3列2段・3列4段あり)
一番奥に留めている状態(内)⇒アンダーサイズが小さい
一番手前に留めている状態(外)⇒アンダーサイズが大きい
といった感じで、アンダーサイズにも数値表があります(メーカーによって違うこともあるので、各自チェックするようにしてください)
ちなみに、新しくブラジャーを買う時は、ホックを外側に着けてピッタリのアンダーサイズを選ぶことをオススメします。
ブラジャーは着用と洗濯を繰り返すことで、生地がどうしても伸びていってしまいます。
伸びてきたら真ん中のホック、内側のホックで留めていくようにしていくと、ブラを長く着用することが出来ます。
アンダーサイズは「自分の体だったらこれぐらいだろう」という思い込みだったり、「数値が大きいのは嫌」という理由で無理やり小さいアンダーサイズのものを着けたり、「自分がこんな細いわけないだろ…」という理由でブカブカのアンダーサイズを選んだり…ということもあると思います。
しかし、先ほどからお伝えしているように、アンダーサイズが合っていないと、カップが合わない・お肉が流れる・何度もブラ調整し直す…といったことが起きてしまいます。
バストのために、快適に過ごすためにも、思い込みや見栄などは捨てて、自分の体に合ったサイズをきちんと着けるようにしてください。
動き回る仕事をしている時のおススメブラ
動き回ることが多い場合は、フルカップで布面積が多い『どんとこいブラ』をおススメします。
カップが浮きにくく、集めたお肉も逃しにくいのですが、着け心地が軽めで着けやすいのがメリットです。
試着体感サロンのフィッターの皆さんがオススメしているのが『贅沢脇肉キャッチャー』。
脇肉キャッチャーシリーズの中では軽めの着け心地で着けやすいのですが、しっかり脇肉を集めてバストを支えてくれます。
タニマドンナは少しお肉が流れがち~…という方は、どんとこいブラ・贅沢脇肉キャッチャーをぜひお試しください。
以上、『プチ胸もバストが変わる!?ブラ選び』でした。
自分のバストは小さいから…と思っている方の参考になれば幸いです。
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▼サイズの測り方も参考に▼