痙攣的なアクロバットを繰り返す
嶽本野ばら様の書かれた乙女の聖書である「それいぬ 正しい乙女になるために」を読み返しております。こうして初めのページから読み返すのはこれでもう3,4度目ですが、いつ読んでも心が救われる作品です。今日はこんな一節に目が留まりました。
ああ、なんと美しい思想でしょうか。ここ数日のわたくしは泣いてばかりいます。そんな自分を哀れんでもいましたが、確かにこれは嘲るべきことです。わたくしは自分の犯した過ちの為に苦しみ、その苦しみによって涙を流しているのですから。ああなんと愚かなことか