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【イクラ探求記】鮭のイクラ

 待ちに待った鮭が我が家へ到着しました!
 いつもイクラ関連でお世話になっているマルホン小西漁業さんで、2kgのメスを予約したのが8月中旬。
 「届きました!こんなにたくさんのイクラが~!」という他の方々の投稿を見るたび、うちにはいつ届くのかな、とドキドキしていました。

 鮭を捌くのは初めてです。とても緊張…。事前にyoutubeや捌き方が載っているサイトで勉強をしてから臨みました。

捌く

●うちのまな板では小さすぎた!!●

 2kgなら捌けるだろう、なんて考えていた私が甘かった。巨大すぎる!
 そしてヌメリが強くて上手くつかめない!!
 とにかくまずは鱗を取りながらヌメリを洗い流すことにしました。

 鮭の鱗はそんなに硬くないので、少し残っていても気になりません。ヌメリが取れたところで鱗取りも終了しました。
 まずはお腹を開きます。イクラを傷つけないように逆包丁で切り裂いていきます。鮭の身ってやわらかい!!

●こんなにいっぱい!●

 お腹を開けてびっくり!こんなにたくさんの卵を抱えていました。重たい卵を抱えながら泳いでいたなんて、母は強し、ですね。

●こんにちは、イクラたち●

 『ゴールデンカムイ』(野田サトル)にて、鮭は捨てるところがほとんどない魚なのだと知りました。心臓、肝臓、頭、骨、その他、汁物に使える部分は、大事にラップでくるんで冷凍庫へ。
 ハラスはハラスで食べたかったので切り取ったところ、切り身が小さめ(約8cm)になりました。2kgの鮭ならではかもしれません。その代わり(?)に、2~3cmと分厚く切り分けました。片身で10枚の切り身が取れたので、合計20枚。こんなにたくさんの切り身になるとは思わなかったので、「いっぱいだ!」と声に出してしまいました。そんな切り身の話はまた後日…。

 さて、鮭の内臓・頭・身の処理が終わり、いよいよイクラの醤油漬けをつくります。

イクラの醤油漬け

①筋子を覆う膜をとる。
 40~50℃のお湯に筋子を入れ、キュッと縮んだ膜からそっと卵を外していきます。途中でお湯が冷めてくるので、私は3回ほどザルに移してお湯を張り替えました。

●片腹ずつほぐしていくとよいです●

②汚れをとる。
 卵がバラバラになったら、お湯に塩を少し混ぜます。潰れたイクラの皮や汚れが浮いてくるため、そっと捨てながらきれいにします。

●まだちょっと白いのがついている●

③漬ける
 だいたい150gくらいになるようタッパーに入れる(一人暮らしだと、150gくらいなら腐らせずに食べきれます)。
 1つのタッパーにつき、以下の調味料を入れてそっと混ぜる。
  醤油  大さじ1
  料理酒 小さじ1
  みりん 小さじ1
 そして、冷蔵庫でひと晩寝かせる。

●調味液に浸かったイクラたち●
●おいしくなりますように!!●

④調味液をきる。
 しっかり味が染みている方が好き!という方はそのままの方がよいです。私は薄味派なので、一度ザルにあけて調味液をきります。

●ふっくらおいしそう!●

 そのままタッパー1つを冷蔵庫へ戻し、残りの2つは冷凍庫へ。冷凍すると1か月ほど保存できるそうなので、少しずつ楽しみます!!

食べる

 今日は、鮭の炊き込みご飯にイクラを乗せて食べました。
 鮭もイクラもまだまだあるので、アイヌ料理にも挑戦したいです。

〇鮭の炊き込みご飯〇
 白米    2合
 鮭の切り身 小4つ(スーパーの鮭なら2切れ)
 料理酒   大さじ1
 醤油    小さじ1
 塩     少々
※最後にイクラを乗せるため薄味設定です

①鮭の切り身に料理酒をまぶし、臭みをとる。
②白米をいつも通りに洗い、いつも通り水を入れる。
③鮭の切り身を乗せ、料理酒・醤油・塩を入れる。
④炊飯
⑤炊き上がったら、身をほぐすようにして混ぜる。

●鮭の炊き込みご飯●

 ⑥イクラを好きなだけ乗せる。写真は大さじ2杯分。
  なんて贅沢!!

●鮭の親子丼●

 秋はまだ始まったばかり--。

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