【旅行】日帰り旅～鹿島神宮・香取神宮へ～
2/22（土）に日帰りで茨城県にある鹿島神宮・千葉県にある香取神宮へ行ってきました。２つは別々の県にありますが、電車で20分ほどの距離に位置しているのです。
調べてみると、私の自宅の最寄り駅から鹿島神宮まで行くのであれば、休日お出かけパス（最寄り駅～成田駅まで有効）を使った方が往復で400円ほど安くなることが分かりました。使わない手はありません。
前日に券売機で購入し、当日に備えました。普通の切符を販売している緑色の券売機で購入しようとして「売ってない！買えない…。」とプチパニックになったのは内緒の話。お得な切符や新幹線や特急と同じ鍵盤機で購入するということ、もう覚えました。
本当は高速バスを使って行く手段もあったのですが、電車好き（詳しくはありません。ただ乗るのが好きなだけです）としては時間がかかっても電車で行きたいものです。西武線→JR中央線→総武線→総武線快速→成田線→鹿島線とたくさんの電車を乗り継ぎ、３時間30分かけて行くことにしました。
総武線の駅のホームで待っているときに、カメラを持った方がせっせと準備をしているのが気になりました。”ただの総武線”にそんなに熱心になるでしょうか。これは何かあるに違いない！…本当にその通りでした。なんと、ヘッドマークに「新宿駅開業140周年」の文字が書かれていたのです！
家に帰ってから調べたところ、デザインは２種類あり、さらに全ての車両についているわけではないことが分かりました。もう一つのデザインも観たいです！
錦糸町の駅ではスカイツリーを観ることもできました。いつも遠くからしか観たことがなかったのでちょっぴり感動です。
今日は土曜日ということもあり、成田線も鹿島線もたくさんの人が乗っていました。成田線が混んでいるのは「空港に行くのだろう」と思っていたのですが、キャリーケースを持っている方は半分以下。おかしいな、と周りをそっと観察してみると、赤いグッズを持っている方が多いことに気付きました。調べてみると、今日は鹿島アントラーズの試合があることが分かりました。鹿島＝アントラーズの本拠地なのか！野球ばかりでサッカーについては疎いので、また一つ勉強になりました。
そんなこんなで鹿島神宮駅へ到着です。降りたところは広場のようになっていて、とても広々（閑散と）していました。鹿島神宮へ行く案内板が出ていたのでまっすぐに進んでいきます。…げっ！坂道だ！
なんと、鹿島神宮までは坂道を登らなければいけなかったのです。
鹿島アントラーズのユニフォームを着た方（駅では降りていなかったのでおそらく車で来訪）がたくさんいらっしゃいました。皆さん必勝祈願でしょうか。
仮殿が重要文化財に指定されていたのでお参りします。屋根がとても素敵でした。
御手洗池と要石を観に奥へと進みます。森林による澄んだ空気が心地良い道でした。
とても広い敷地であることが分かりました。この山一帯が鹿島神宮なのでしょうか。坂道を登った理由がよく分かりました。
美しい湧水でした。澄んでいるだけでなく、薄い水色の神秘的な水でした。
要石にはたくさんの人が並んでいて写真を撮ることができなかったのですが、そちらにも行きました。大きな石を想像していたのですが…ちっちゃ！これが要石なの？
後で調べて知ったのですが、要石は大部分が地中に埋まっているもので、動かすと地中のなまずが動き出し、自身が発生するのだそうです。大災害にならないようお守りくださる石なのですね。ちょっぴりしか地上に顔を出していない理由がよく分かりました。
この要石、日本には４つしかないのだそうで、写真を撮らなかったことが悔やまれます。とても貴重な体験でした。
自分へのお土産に干し芋を購入し、香取神宮へ向かいます。電車で20分戻った佐原駅で降り、バスが１時間に１本しか出ていないためタクシーを使いました。余談ですが、この駅名「さはら駅」だと思っていました。車内アナウンスで「さわら駅（鰆と同じイントネーション）」と言っていたので驚きました。本やネットだけでは分からないこともたくさんあります。実際に行ってみて良かったです。
香取神宮にもたくさんの参拝者がいました。こちらは海外の方が多かったように感じます。
本殿が重要文化財に指定されていることを知り、ここでも記念撮影。屋根と金色の装飾がとても素敵でした。
帰りは丁度バスの時間に間に合ったので、伊能忠敬記念館前で降りて昔の街並みを見学しました。行きのタクシーの運転手さんが「ここが中心地。昔の様子を保存しているから、時間が合ったら寄ってみてくださいね。」と教えてくれていて、気になっていたのです。
本当は水運くだりも体験したかったのですが、帰りの電車のこともあり断念しました。代わりにお店の中をちょこちょこ覗きながら歩くことにします。お醤油屋さんでお土産に醤油麴を購入しました。使い方も何にも分からないけれど、なんだか魅力的だったのです。帰りの電車で調べたところ、親子丼や生姜焼きなどに活用できるようなので今から楽しみです！
帰りの電車を待っていると、向こうのホームに素敵な電車が泊まっていました。あれって四季島じゃない？四季島に会うのは一昨年の長野県旅以来です。１泊２日で小田原・鹿島神宮・香取神宮を見学するコースがあるのだそうです。けっこうなお値段だったので驚きました。
帰りの電車に揺られながら、今回も発見や学びの多い旅になったなあと思いました。