【すべては歓声のために】7/16 マリーンズvsホークス(試合中止)①
土曜日は前々から雨予報でした。特に18:00頃から雨が強くなるそうで…。試合が中止になったらどうしよう、とドキドキしていました。
プロ野球観戦をするようになってから20年近く経ちますが、実は雨天中止に遭遇したことが1回しかありません。それは初めての神宮球場観戦で、とても悲しかったことを覚えています。
そんなこんなの千葉マリンスタジアム、今回は中止になってほしくない大きな理由がありました。18:00試合開始のナイターなので、家に帰ると23:00近くになってしまいます。そこで、スタジアムから徒歩5分ほどのところにあるホテルを予約していたのです。
ホテルにチェックインし、カーテンを開けるとそこにはわくわくドキドキの光景が広がっていました。真正面に千葉マリンスタジアム!!
しかしそのわくわくはむなしくも、「試合中止」という形で終わりました。ホテルに着いたのは15:00頃でしたが、まだ雨は降っていませんでした。
16:00頃まで部屋で「音楽の日2022」を観て、WANIMAの歌を聞いて「柳田選手の登場曲はWANIMAだったよな~。」なんて思いつつ外を見ると曇り空のまま。
せっかくここまで来たのだから、雨も降っていないことだしグッズショップでも見に行こうかな、と思い立ち、ホテルを出発しました。
この日の試合は、イベントが盛りだくさんでした。スタジアムに行くと「Black summer weekend」の文字が書かれたロゴがお出迎え。本当はキッチンカーがたくさん来ていて、クーリッシュも配付されて、BMXのパフォーマンスで盛り上がる予定だったスタジアム外周。閑散として悲しい気持ちになります。
さらに悲しいことに、試合が中止になったため、グッズショップは15:30で閉店していました。もう30分早く来ていれば…!!
そんな気持ちの私の目の前を、デスパイネ選手が通りました。柵越しのため声は掛けられませんが、手を振るとにこやかに振り返してくれました。知らなかったのですが、試合が中止になっても選手の練習は行われるのですね。球場と、その隣にある室内練習場を選手が行き来するため、たくさんの選手を観ることができました。なんだか、春季キャンプに来たときの感覚です。
選手はもちろんのこと、コーチやスタッフの方々も忙しそうに行き来していました。中止だからといって、仕事が休みになるわけではないのだなぁと改めて気づかされました。
選手はすぐ近くのホテルニューオータニに宿泊しています。バスの送迎にあたり、運転手さんとスタッフの方が何度もやり取りをしていました。
今宮選手、柳田選手、そして復帰した甲斐捕手も観ることができました。何よりも嬉しかったのは、大好きな長谷川コーチも観られたこと。熱心に若手選手を指導しながら歩いていました。
第1陣、2陣の選手送迎バスが出発したところで、私も一度ホテルに戻り、夕飯を食べる場所を探すことにしました。
海浜幕張駅周辺まで10分ほど歩くか、それともホテル内で贅沢な食事をするか--そこで思い出しました。今日の試合は雨天中止のため、チケット代3,400円が払い戻しになります。これは贅沢してもよいのでは?
そこで、隣のホテルニューオータニでディナーブッフェを食べました。ホテルに入ってすぐの「ザ・ラウンジ」でのブッフェ、とてもおいしかったです。5,500円でしたが、3,400円のチケット代払い戻しを考えると実質2,100円!(笑)
ちなみに、食べているときも、食べ終えてホテルに戻る20:00頃も、雨は全く降りませんでした。もしかして、試合できたのでは?
そう思っているのは私たちファン以上に球団の方々ですよね、きっと。
そんなこんなで、3連休の初日をのんびり過ごしました。
翌日は家に帰るだけではもったいないので、成田へ足を伸ばしました。だけどそれはまた別の話。