【すべては歓声のために】8/20ライオンズvsバファローズ
今週2回目の西武ベルーナドームです。先日の席とほぼ変わらない場所を確保しました。バファローズ戦は6月以来2か月ぶりです。
ライオンズは前回のバファローズ戦と同じ與座投手、バファローズはサウスポー宮城投手でした。
17:00開始の試合だったので、16:00少し前に着きました。いつも1時間ちょっと前に着くようにしているのは、何か深いこだわりがあるわけではなく、「ビジター選手たちの練習風景が観られるから」という漠然とした理由です。スタメン選手の打撃練習中~終わりくらいから、控え選手の打撃練習、そして全員の守備練習を観るのがルーティンになっています。
今日も、到着したときにバファローズ選手が打撃練習をしていました。
また、打撃練習=「ドンマイMYフレンド」という刷り込みがあって、打撃練習を楽しみつつオーロラビジョンの映像を楽しむと「野球場に来た!」という実感が湧きます。この動画、昔は長距離砲列伝とか、沢村賞投手(奪三振投手だったかも?)といったカテゴリーごとだったように記憶しています。開幕試合に行ったとき、涌井投手の沢村賞獲得が動画に入っていて球場全体で拍手したような思い出があります。
最近は「プロ野球の軌跡」バージョンですね。
さて、守備練習が終わったら夕飯を買いに行こう、と思いながら待っていたのですが、なかなか選手たちは出てきません。グラウンドに誰もいない状態が15分くらい続きました。16:10頃に打撃練習が終わり、そこから25分頃まで無人。スタッフが砂地にラインを引き始める頃、ようやく4~5人の選手がいつものようにライト側外野でダッシュやストレッチを始めました。…え?これっていつも守備練習後に観る姿では…?
今日はきっと、いつもとスケジュールが違ったのですね。その姿を観ていたらスタメン発表が始まりました。
残念ながら大好きな安達選手はスタメンではありませんでした。今日はマッカーシー選手がお休みで頓宮選手がファーストです。活躍しますように!!
序盤:球速差が大きいと速く見える
高橋光成投手の速球を観てから4日、與座投手と宮城投手の球を観て、こんなに遅かったっけ?と驚きました(悪口ではありません!)。もちろん宮城投手は140km/h台の球速も出していました。けれど、森選手が空振りした106km/hの球や山川選手が見送った102km/hの球が印象に残りました。與座投手も96km/h~120km/h台の球でフライやゴロの山を築いていました。
この球速差があれば、なかなか芯でとらえるのは難しいのですね。速ければいいってわけではない -- 今日はそんな投球技術を学びました。
宗選手がデッドボールで出塁すると、次打者の頓宮選手のタイムリーで1点をとりました。なんと効率の良い…じゃなくて、宗選手は当たったはずなのにあまり痛がっておらず、頓宮選手のタイムリーで一気に本塁まで激走していました。これも球速が遅いから?いやいや、本当は痛いのでしょうが、首位ライオンズとのゲーム差を考えると射程圏内。宗選手の強い思いが伝わってきました。
中盤:リクエスト成功
両先発投手の緩急織り交ぜた投球を前に、なかなか試合が動きません。とにかくサクサク試合が進みました。球速が遅いのに(しつこい)3アウトまでが早い!本当にかっこよかったです。
そんな投手戦では、野手の守備が大切になります。6回裏には、森選手の打球を4-6-3のゲッツーにした…かと思ったら、1塁の判定はセーフでした。頓宮選手がすかさずベンチに「アウトにしたよ」という合図を出し、中嶋監督がリクエストをしました。
オーロラビジョンに映し出されるリプレイ映像を、選手も観客も見守ります。これはアウトだろう、という空気が漂い(西武ファンから大きなため息が漏れ、球場に響きました)バファローズの外野陣も内野まで帰る準備をしていました。結果は判定覆りでアウト。頓宮選手もホッとしたことでしょう。
6回終わって両投手とも球数が70球台!省エネ投法ですね!
終盤:中継ぎ投手の受難
7回に宗選手のHRが飛び出すと、続く8回にボー・タカハシ投手から4点を取ったバファローズ。これまでの試合の流れを維持することの難しさを感じました。タカハシ投手はボール先行だったので、制球が難しかったのかもしれません。球場を見守る傍らで、ライオンズブルペン近くから歓声が。なんと、ブルペンでは今シーズン限りでの引退を発表した内海投手が練習を開始していたのです。
そして9回。内海投手がマウンドに上がりました。登場曲が佐藤友亮選手(現コーチ)の曲だったのでびっくり!脳内に「と~もあき~♪」コールが響いて仕方がありません。
オーロラビジョンに映る背中を眺めながら、おそらく私はこれが見納めだろうと寂しくなりました。大きく振りかぶり、右足をキュッと上げる投げ方がとても好きでした。お疲れさまでした。
振り返り
6回終わって18:30だったので、2時間半くらいで試合が終わるのでは、と思いましたが、7回~9回で1時間かかるドキドキする展開となりました。ピシャリと抑える場面、ヒットやタイムリーを打つ場面、野手の華麗な守備、ホームラン…野球の面白さが全部つまった試合で、とても楽しかったです。
この1週間でAクラス3チームの戦いを観ましたが…戦力が安定しているバファローズ有利でしょうか。どのチームも最後までパリーグを盛り上げてほしいです!
球場グルメ
今日は座席から一番近い外周グルメ、「韓激」のプルコギ丼にしました。ここは内野の一番奥(ドーム入り口から傾斜を5分ほど登らなくてはいけない場所)にありますが、長い列ができるほど人気です。
お肉に味がしっかりしみていて、幸せな味でした。看板には映っていませんが、1,200円で森友哉選手プロデュース「牛ホルモンビビンバ」も売っていました。こちらもおいしそうだったので、食べてみたいです。
また、8回のバファローズ得点に気をよくして、400円のラムネソーダソフトも食べました。座席からほど近い場所で売っているので、夏はしょっちゅう食べています。