アジアに根付く薬膳【3】台湾編
アジアに根付く薬膳の3回目は、台湾編です。
台湾には、和漢薬膳食医学会の和漢薬膳食医 上級を卒業された方々の会「黄精会」の皆さんと一緒の旅でした。
台湾では、台北101や国立故宮博物院、九份、夜市巡りなどを楽しみました。
通りを歩いていると、あたり一面杏仁のいい香りが漂ってきます。
理事長1人だけがこの杏仁せんべいをお土産に購入しましたが、これがまた後ひく美味しさで絶品でした!
台湾に行く際には、皆さんもお土産にぜひどうぞ♪
杏仁は漢方薬では咳止めとして使われ、秋から冬にかけての乾燥した季節には台湾ではよく食べられています。
デパ地下でも杏仁の香りが立ち込めます。
小籠包で有名な鼎泰豊に行ったり、薬膳のお店ではフルコースを味わいました。
私が最も美味しかったのは、烏骨鶏のスープです。
高麗人参やナツメ(大棗)、蓮の実(蓮子 レンシ)など具沢山でまろやかな深い味でした。
名物の火鍋。
蓮の実やナツメ、クコの実(枸杞子)、高麗人参入りで体がポカポカになりました。
楽しみにしていた迪化街へ。
漢方薬だけではなく、生薬や乾物を販売している薬局や路面店がずらりと並んでいて、見て回るだけでもワクワクしてテンションが上がりました。
クレオパトラや楊貴妃などが愛したとされる真珠。
美女たちの美肌をつくってきたと言っても過言ではない食薬です。
ワインにふりいれたり、デザートや料理にふりかけるだけで手軽に食べられますね。
パイナップルケーキが大好きなので、味比べにいろんな店の品を買ったので、スーツケースの4分の1はパイナップルケーキでパンパンになったことも思い出されます。
たくさんの生薬や薬膳が身近にある台湾には、また勉強に行きたいですね。
生徒さん達との楽しい交流など、有意義な忘れられない旅となりました。